ビリ

  • 2017.07.26 Wednesday
  • 15:24

 

 

 

わが家にワンコが3匹いることに気づいておられる方も多いでしょう。

このブログにもときおり登場しますし、

私のつれあい、カヤニカままのブログは「ワンコのブログ」としてもファンに愛されています。

 

私のオフィシャルサイトにあるカヤニカまま発案の「ワンコのごはんレシピ」もなかなかのもの。

フード編おやつ編に分類されています。

 

3匹の名前は

 

カーヤ(通称カヤ)♂

オニカ(通称ニカ)♀

小太郎(通称コタ)♂

 

コタはニカの実の息子です。

カーヤは血つながりの父親ではありませんが、育ての親。

子供好きなパパと、大雑把な性格のママに育てられた小太郎は

いつもやりたい放題、天真爛漫なよい子です。

 

10年前、生まれたばかりの小太郎をあやすカーヤ

 

いわゆる「多頭飼い」はこのワンコたちではじめて経験しましたが、

それぞれの性格が違うのを見ていると、とってもおもしろいです。

たまにおもちゃの取り合いで喧嘩になりますが、基本的にはみ〜んな、仲良し。

 

ふだんは、最初にわが家に来た年長犬のカーヤが群れを仕切っています。

若い頃はニカがにらみをきかせていましたが、今となっては体力・気力ともに不足気味。

コタは神出鬼没でかなりの運動量。腰が軽いです。

 

ところで、わが家のワンコ、ミニチュア・ピンシャーのように見えますよね。

でも、違います(キッパリ)。

《プラシュスキー・クリサジーク》というチェコ産の希少犬なのです。

超小型犬で、うちのは3頭合わせても体重5キロぐらい。

 

_zusammen.jpg

3匹まとめて抱けます

 

犬種名を日本語に訳すと《プラハのねずみ獲り犬》となります。

1998年に初めて最初の2頭が日本に来ました。

詳しいことはこちらのサイトに掲載されています。

 

プラシュスキー・クリサジーク・クラブ・オブ・ジャパン

 

ペットショップでは売っていませんし、日本にいる頭数もおそらくまだ3桁。

ふふふふ〜、そのうちの3頭がわが家にいる、ってすごいことなんだなあ!

 

岐阜で生まれたカーヤがわが家に来たのは、2004年のことでした。

翌年ニカが家族に加わり、3年後にはコタが生まれました。

 

そしてみな、今では10歳を越えたシニア犬になりました。

一番若いコタでさえ、人間の年齢に換算すると私と同じぐらい。

みな見た目は元気そうですが、やはり若い頃とは違います。

これからが大変になるのかなあ(ボソッ)…。

 

ところで、わが家の人と犬とのパワーバランスは以下の通り。

 

 

_kano.jpg

カヤニカまま

(ゆるぎなき定位置:トップの座

 

カヤ ニカ コタ

(状況によって順不同)

_tono.jpg

かやにかパパ

(ゆるぎなき最下位)

 

 

 

カヤニカままがワンコに接する時の誠実さと愛情は正真正銘のホンモノで、

ワンコたちもこれは感じています。

だからいつでも「ママ命」は当たり前で、ママを見あげる時は目の輝きが違います。

 

それは受け入れるとしても、私はイヌ以下か〜!?

 

残念ながら、そうなのです。

これはもうくつがえらないと思われます。

 

ワンコたちがまだ起きているときに私が仕事から帰ってくると

 

ワンワン、ワワ〜〜ン

 

と「お前、何者だっ、何しに来たんだっ!」とばかりに吠えられます。

普通だと「パパ、お帰り〜」と喜んでくれるはずなのですがねえ…。

 

ワンコたちがすでに寝てから私が帰宅すると

3匹ともそれぞれのケージの中で微動だにせず、完璧に気配を消します。

やっぱり「パパ、お帰り〜」は、なし。

毛布越しに「いないんや。ほっといてんか」というオーラが感じられます。

 

夫婦で言い争いをするとたいへんです。

カヤニカコタはママの味方ですからね。

すっごい吠え方…。私は孤立奮闘、為すすべがありません。

ママに手をかける真似をすると、

コタが捨て身でむしゃぶりついて噛もうとします。

「ママにさわるなっ、いじめるなっ」というのでしょうね。

 

でも、敵対しているのではありませんよ。

就寝時に人間の布団に入れることは厳禁にしていますが、

お昼寝は特別です。ほら、仲いいでしょ?

それとも、私は単なるマットレスがわりか?

 

_siesta.jpg

胸の上がカーヤ、腕枕のニカ、正座のコタ

 

カヤニカコタはお散歩が嫌いです。

銀座のホコ天でまわりの人に「かわいぃ〜」と言ってもらえるような散歩は好きですが、

近所の雑踏を歩くのは大っ嫌い。自転車とかアブナイですしね。

 

トイレはすべて家の中で完結するように躾けました。

みな所定の場所で用を済ませてくれます。小さいから量も限られています。

これって、とても楽です。外出していても

 

「ああ、みんな今頃オシッコ我慢してるんだろうなあ」

 

って心配しなくても良いですからね。

散歩しないかわり、朝はリビングでボール投げ遊びをして運動します。

家の中での運動だから、3匹とも足の肉球はふわつる。

さわると気持ちええ〜。

 

ニカのプクプク肉球。やわらかいです!

 

カーヤは一番落ち着いたまとめ役。世渡りがうまいです。

ルックスもピカイチ。ポーズもとれるしカメラ目線が得意です。

だから、外出時はいつも一番人気なのだ。

 

_kaja.jpg

年長犬のカーヤ

 

ニカはビビリさん。でも気は強いです。

クルックルックルッとハイスピードで回り続ける喜びのダンスが絶品。

胃の弱いのがかわいそうですが、腸は絶好調。

下痢・軟便とも生まれてこのかたほとんど経験してません。

 

_nika.jpg

ワタクチ、オニカでございます

 

コタは比類無き舐め上手。手などをやさしく一心不乱に舐めてくれます。

3匹の中では一番感情表現が豊かで、辞書には「遠慮」という言葉がありません。

ウンチした後に「紙でお尻ふいてくだちゃい」と遠慮がちにアピールするのが

とてつもなくかわゆいです!

 

_kota.jpg 

小太郎も手のひらに座れます。      お尻ふいて〜、のポーズ

 

犬自慢、始めたら切りがありませんね。

どの飼い主も「うちの犬が一番かわいい」と思っているはず。

わが家もそうです。

 

これからもずっと元気に幸せを分けて欲しいです!

この子たちがいるうちは、夫婦揃っての海外旅行は無理そうです。

そんなわけで、いつも車で国内のお出かけを楽しんでいます。

 

 

 

一生もの?

  • 2017.06.19 Monday
  • 07:32

 

 

かやにかパパからカヤニカままにプレゼントを渡しました!

「清水の舞台」級の逸品です。

 

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わが家において、カヤニカままの存在は何よりも輝いています。

ワンコたちも私も頼りきり、ごっつうお世話になっているのであります!

そんなカヤニカままを、ぜひ何とかねぎらいたい、と思ったのがきっかけです。

 

これで決まり!」のアイテムは ワイングラス。

実は、私も欲しかったグラスなのですが、

カヤニカままを差しおいて自分用だけを買うわけにはいかないので、

 

「カヤニカまま用のついでに自分のもお付き合いで」

 

というアレンジと相成りました〜。

いやはや…

 

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こっそりとお相伴…

 

カヤニカままはコンスタントにワインを楽しんでいます。

白も、赤も、大好きなのは辛口のワイン。量はごく控えめです。

便乗して飲む私はそれを補って余りあり、

わが家の月間酒量はかなりのものに…(汗)

 

ブルゴーニュだ、シャブリだ、ボルドーだ〜、と毎晩コルクをあけるのは無理なので、

いろいろ工夫をしています!

 

ゲットしたのはウィーンの老舗、ロープマイヤー(日本式にはロブマイヤー)のグラスです。

ポイントは「ケース付き」というところ。名づけて、

 

ロブマイヤー・トラベラー

 

close.jpg

これだ、これで〜す!

 

旅行はもちろん、レストランにも持参して、

常にマイグラスでワインを楽しむためのものなのです。

 

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じゃーん!

 

高級レストランでは、テーブルにスッとグラスを置いただけで

事情通のシェフは

 

お、おぬし、できるな

 

と思ってくれるかも、という逸品です。

グラスを見過ごしてしまうようなレストランは、

「再訪する価値なし」にランクしてよいとのこと。

 

国際線の空路では、たとえエコノミークラスに座していても、

わけ知りのアテンダントにめぐりあえば、

ファーストクラスで振る舞っているワインをおすそ分けしてくれる場合があるらしい。

 

う、うつくしい… 芸術品ですね。ハンドメイドですよ!(画像、お借りしました)

 

これらは、このグラスをこよなく愛用しているN氏より得た情報なのですが、

N氏のご紹介で、素敵なケースをデザインした空間構造の近藤ゑみ子デザイナーから

直接この製品を購入させていただく事ができたのは、望外の喜びでした!

 

bag.jpg

ケース用の専用ポーチをつけていただきました。今ではもう手に入らないとのこと。

 

さて、このグラスを入手してから、いろいろ知識が増えました。

 

ロープマイヤーのグラスはすごく薄くて、信じられないほど軽いです。

クリスタルなのに、まるでプラスティック製のグラスみたい…。

それもそのはず、鉛を含ませることによって重量感と透明度が与えられる通常のクリスタル(レッドクリスタル)ではない鉛なしの「カリクリスタル」という素材が使用され、職人が1個ずつ口で吹いて作るのです。

だから、同じモデルでも微妙に形状が異なったりするらしい。

 

「薄い」ということは、グラスを唇に当てたときのフィーリングがまったく違います。

有名どころのリーデル社のグラスより(拙宅の備品はHOYAクリスタルですが…)、

ずっとずっと繊細で、グラスの存在が無に近くなります!

 

どのぐらい違うか、ということを表現するのは難しいのですが、

 

ミルクコーヒーを飲むマグカップと結婚披露宴のパーティで出てくるワイングラスとの差ぐらい、

レッドクリスタルのグラスとロープマイヤーのカリクリスタル製グラスは違う!

 

と言えば想像していただけるかな…。

ほんと、そのぐらい違うのです。

で、薄いけれども固くて丈夫。

そりゃ、落としたら割れるでしょうけれど…。

 

これがウィーンのケルントナー通りにある本店です。

 

「バレリーナ」というシリーズのグラスなのですが、グラスの台座が大きめなので、

とても安定が良いです。

またグラスの形状も絶妙で、どんなワインもさらに美味しく感じるばかりか、

このグラスで缶ビールを飲むと、

 

お〜 と声が出るぐらい旨い

 

とは、上述N氏からの追加情報です。

試してみたらホンマでした〜。すごかった。

泡立ちも美しく、缶ビールにも「香り」があったことに気づかされました。

今までは「喉ごし」と「味覚」だけで評価していたので…。

 

実は購入の決断をする前にN氏のグラスを

大阪で行きつけの某所で試用させていただいたのですが、

ワインがおいしかったことは当然ながら、

日本酒(冷酒)も飲み比べてみたところ、和風の器で飲む時と違って

味と香りの腰がすっと立ち上がって輪郭がはっきりしたような印象を感じました。

ワインの場合は風味がマイルドに落ち着くように感じられたのとは逆だったのが興味深い。

 

さてさて、このグラスをレストランに持ち込む勇気を培わなければなりませんなあ。

まだ、ちょっと恥ずかしいかも…。

あ、還暦越えのオッサンが心配することではないか。

 

まずは毎晩、普段使いのグラスとして愛用するところからスタートします!

食器も楽器も「使ってなんぼ」というところでは、同じですね!

 

 

 

 

ピアノの嫁入り

  • 2017.05.29 Monday
  • 13:45

 

 

 

2月22日のブログでぶちかました

 

ピアノ売ります

 

には、すぐさま反応がありました。

しかし、値段もそれなりの案件だったので「即日即決」とはならず、

お問い合わせいただいた順番を尊重しながら、いくつかの交渉を経た末に…

 

決まりました! ヽ(´ー`)ノ

 

京都に嫁入り(婿入り?)することになったのです。

場所は京都御所のすぐ近く。近隣に相国寺(しょうこくじ)もあります。

 

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御所への門の一つ。歴史を感じます。

 

syokokuji.jpg

有名な「鳴き龍」が天井に書かれている相国寺。

 

鴨川もすぐ近くを流れているので、散策に最適です。

 

このピアノを受け入れるために新しくスタジオが新設される運びとなり、

大切に使っていただけることになりました。

 

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新しいスタジオのエントランスはこちら。

 

スタジオの名は

 

ピアノサロン ミューズの微笑み

 

私も時々会いにいけるので、嬉しいです。

 

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晴れてニューオーナーが決まるまでの顚末はこちらをご覧下さい。

 

「直感」でスタジオ創設?

 

スタジオの名称に関しても、こんなストーリーがあったそうです。

 

ピアノサロン「ミューズの微笑み」名前の由来

 

そして、すでに商標登録の出願も完了したとのこと!

ただし登録完了までは半年ぐらいかかるらしいです…。

 

いただいた大切なお名前だからこそ

 

くだんの楽器は5月28日に搬入され、翌29日の午前中に搬入調律完了。

今までこのピアノのお守り役だった名調律師の照沼氏がたまたま関西出張中だったので

新しい環境に合わせた調律と最終調整をお願いし、

万全の状態で楽器を引き渡すことができました。

 

withSakata.jpg

新しいオーナーの坂田さんと

 

私もたまたま28日まで関西で仕事だったので、立ち会いました。

楽器の特性や、今まで施された修理の詳細も、きちんと次の調律師に伝えてあります。

これからたくさんの方々に愛され、新しい歴史を刻んでくれることと思います。

 

搬入当日の様子は坂田さんのブログをご覧下さい。

 

ピアノ搬入・調律の記

 

拙宅のスタジオで今までスタインウェイが占めていた場所には、

カヤニカまま所有のベーゼンドルファーが鎮座しています。

 

2pianos.jpg

左側のピアノがベーゼンドルファーです。古いモデルなので2本ペダル。

 

製品番号がわからないのではっきりしたことは不明ですが、およそ1900年頃に製造された楽器らしい。

日本はまだ明治時代ですね。古き良き時代の、耳にやわらかく、心癒される響きがします。

ちょっと弾きにくいけれど、気持ちいいですよ。

 

boesendorfer.jpg

 

さてさて、カヤニカぱぱ家のピアノの断捨離はこれで終わりではありません。

次は1843年にウィーンで作られた「J.B.シュトライヒャー」というフォルテピアノがまな板の上にのります。

 

Streicher1.jpg

本物ですよ。レプリカではありません。

 

1843年です。1943年ではありません。ブラームスの時代です。

 

Streicher2.jpg

ほら!

 

これに関してはまた改めて!

 

 

 

 

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春休み

  • 2017.04.14 Friday
  • 19:04

 

 

 

3月というと、巷は春休み。

しかしご存じの通り、かやにかパパは家族の迷惑を顧みずリサイタルを強行したので、

あわただしく時間が過ぎていきました。

事後も

 

終わった!

 

だけで済むはずもなく、

後始末に追われました。

 

この勢いで新年度、新学期に突入したのではあまりにも悲惨、ということで

3月も末になってから、いつものようにワンコも引き連れて

富士山の麓のリゾートに骨休めに行きました。

河口湖の近くです。

 

Mt.Fuji.jpg

富士山って、やっぱり美しい!

 

冬タイヤは持っているのですが、減ってしまって

夏タイヤ以下のグリップしか期待できないとのこと。

で、このシーズンはノーマルタイヤのまま運転していました。

 

春だから、もういいだろう

 

と、たかをくくってそのまま出発したところ、

まさかの大雪…。

 

snow.jpg

朝起きたら、リゾートホテルの窓から見える景色はこんなになってました。

 

外回りの観光をする予定はほとんどなかったので構わない、とは言うものの、

ちょっと焦りました。

だって、食料品の買い出しはやらないと…。

 

そうこうしているうちにちょっと暖かくなったので、

本栖湖見物だけは決行しました。

本栖湖、って富士五湖の中ではマイナーな存在ですが、

千円札に印刷されている富士山が見えるところなのです。

 

1000yen.jpg

本栖湖@千円札

 

行ってみたら、まさに、それ。

 

ふ〜ん、へ〜

 

と感激してしまいました。

 

Motosu.Lake.jpg

でしょ? 冠雪の量もほぼ同じです。

 

湖のまわりには自然が多く、なかなか良い雰囲気でしたよ。

 

その道すがら、

黒のリクルートスーツに身を固めてひたすら歩き続ける若者が目につきました。

みな二人ずつのペアになっています。

男二人もあり、また男女のペアもあり。

 

「御殿場方面」と書いた紙を車道に向かって掲げているペアも。

素直に理解すれば

 

ヒッチハイク

 

ですね。

しかし、富士の麓でのヒッチハイクとリクルートスーツ姿はマッチしません。

それでも

 

乗せてってやるか

 

と仏心を出して、とある男女のペアを乗せてあげました。

男二人よりはむさ苦しくないかも、と、ちょっとえり好みした結果です。

そのように「選べる」ほど、ペアの若者はうじゃうじゃと出没していたのです。

 

本栖湖から御殿場まで乗せていくのは無理でも、

宿泊している河口湖はちょうどその中間地点。

河口湖、つまり富士吉田ぐらいまでなら何とかなります。

 

乗せてから

 

みんないったい、何してるの?

 

と聞いてみたところ

 

沼津にある某社の新人研修なのだそうです。

最終日の課題が

 

スマホと現金千円だけを持って、

本栖湖から御殿場まで自力で帰ってこい

 

というもの。予算は二人で計2千円です。

電車やバスはすごく不便。

距離は約50キロ。

歩けない道のりではありませんが、ちときつい。

 

コミュニケーション能力を最大限発揮して、ヒッチハイクで帰ってくること

 

というのが、研修の目的なのでした。

実はこの会社の新人研修は有名で、

NHKでもその様子が放映されたことがあるらしい。

 

で、結局富士吉田の「道の駅」まで連れていきました。

最後になって

 

お礼状を出すのも課題なので、名前と住所を教えてください

 

とのリクエスト。

 

めんどうだなあ…

 

という気持ちもチラと心をかすめたのですが、

 

若者の成長を期して

 

と思いなおして個人情報を渡しました。

 

後日、礼状が。

筆跡から察するに

 

う〜ん、これは女の子に書かせたな

 

と思われます。

 

letter.jpg

字はきれい。気持ちいいですね。

 

でもね、いくら字がまずくても、添え書きぐらいはすべきだなあ。

それと、便箋が1枚で終わっちゃったときには、白紙の便箋を1枚添えるのがいいんだよね。

 

そんなこと、こんなこと、を教えてあげるべきかな、返事を書いた方がいいのかな…

 

などと思いあぐねているうちに、日が経ってしまいました。

 

めんどう。

やめておこう。

今さら、だもんね。

 

と、いう思いとともに

貴重な休日は過去の思い出となったのでした〜。

 

 

 

 

 

 

終わっちゃいました…

  • 2017.03.19 Sunday
  • 01:39

 

 

3月8日水曜日夜7時。

約2年ぶりの自主企画のリサイタルでした。

私の大好きなシューベルトだけで勝負。

やはりシューベルトを話題にしたトークコーナーを挟んで、

2曲のピアノソナタを演奏しました。

 

Konzert2.jpg

開演直前の緊張に満ちた瞬間です。

 

本当は週末、できれば土曜午後のコンサートにしたかったのです。

私を支えて下さるファンの多くは、私同様もうあまりお若くありません。

コンサート終演後の時間帯は電車も混んでいて、おまけに酒臭く、

爽やかな雰囲気でないのはご存じの通りです。

 

午後のコンサートにすれば、終演後にお洒落な食事でも楽しんで、

その日を優雅に締めくくっていただけるかも、

というのが私の願いでもあるのです。

 

今回は残念ながら平日にしか、ホールがとれませんでした。

それも、よりによってカヤニカままの記念すべき誕生日に…。

 

せっかくの誕生日なのだから、私が心を込めて奏でる音楽で祝ったげる!

 

と水を向けても、鼻にもかけてくれません。

 

どこがめでたいんだ。きついだけじゃないか。

普通だったらこじゃれたレストランでご馳走してもらえたのに

あ〜あ〜、わたしゃとんだ貧乏くじをひいたね。

一生に一度の特別誕生日がこんな日と重なるなんて…。

 

…気持ちはとてもよくわかります。

ごめんなさい、のココロでいっぱいです。

できることは、ただひとつ。

 

ぜったいに失敗しないこと。

ぜったいにこけないこと。

今までで最高の演奏をめざすこと。

 

高いハードルです。

でも、自分のためにも、カヤニカままのためにも、

挑戦することにしました。

それが演奏家のつとめです。

 

Probe3.jpg Probe2.jpg

リハーサル中。横縞のシャツでもヨコシマな心は排除!

 

自分が弾くんじゃないんだから、放っておけばいいじゃん

 

という安易な考えはカヤニカままの脳裏にはありません。

本来は私が抱えるべきストレスを、なぜか一手に引き受けてしまうのが

カヤニカままの“さが”であり、優しさなのです!

 

そうして選んだ2曲のソナタ。

休憩後のイ長調の大ソナタ(D959)は若い頃から暖めているレパートリーですが、

冒頭の変ホ長調ソナタ(D568)はこのコンサートのためにとりあげた新曲です。

 

Probe1.jpg

本番の衣装でリハーサル中。

 

ピアニストというと旅ガラスのようなもので

色々な国、さまざまな街を渡り歩き、コンサートにあけくれる、

というイメージがありますよね。

私も若い頃はそんな

 

コンサートに追われる生活

 

を夢見たことがあります。

でも、実現しませんでした。

そこそこ「コンサートに追われていた」時期もありました。

その昔にヤマハの協力を得て、ピアニストの宿命である

 

毎回違う楽器で演奏しなければならない

 

という悩みを一気に霧散させてくれる

 

マイピアノと専属調律師をたずさえての大名コンサートツアー

 

を経験させてもらったこともあります。

1984年、その頃はまだ“共産圏”だったハンガリーでのツアーでした。でも

 

いつも同じ楽器だから、安心だ〜

 

という予測は、まったくの的はずれに終わりました。

この町から隣町へ、と陸路トラックで楽器を運ぶわけで、

湿度や温度、そして運搬の振動など、急激な環境の変化にさらされるピアノは

 

これが同じ楽器とは思えない

 

ぐらいコンディションが激変します。

ツアーでは1日おきぐらいのペースでコンサートが続きます。

すると、3〜4回目ぐらいからは妙に場慣れしてきて、

「ステージで演奏する」こと自体への恐怖感や緊張感は限りなく減少します。

逆に、

 

どうやって高揚感を盛りたてるか

 

ということが課題になるのです。

経験してみて初めてわかること、ってたくさんありますよね。

 

それに対して、今回私が企画したような「久々のリサイタル」では

「どうしてくれよう、助けてくれ〜」というぐらいの緊張感が生じます。

メンタルの勉強をするようになってから、ずっと楽にはなりましたが…。

 

でも、その緊張感を楽しむのも、演奏家の冥利である、と感じるのです。

 

この緊張のもとで自分にはどこまでできるのだろうか

 

というのも、大きなチャレンジです。

 

「この日」と定めた、変更不可の目標に向かって

考えられる限りの努力を惜しまず注ぎこんでいく

 

というプロセスも、これまた楽し。

毎日が充実します。

 

でも、これはカヤニカままには重圧以外の何ものでもありません。

自宅に受験生がいるのと似たような状況ですからね。

私がリサイタルをやると、かわいそうに、毎回身体をこわします。

 

おまえが弾くんじゃないから何も心配する必要ないじゃ〜ん

 

となだめても、もろもろの心配を一手に背負い込み、

あえいでしまうのがカヤニカまま。

食も細くなって、さらに痩せてしまいます。

 

現実として、カヤニカままのサポートなくては

私がいつもやっているようなコンサートの開催は不可能です。

郵便物の処理、チケットの管理、送り状への添え書き、当日会場での気配り、

頂戴した花束の世話やプレゼントの仕分け(どなたからかの整理→お礼状のために必要)、

そして、そして、そして…。

 

若いときは頑張れたけれど、今回を経験して、もう次回は無理だと思う…

 

という切実なつぶやきが聞こえてきました。

何か考えて、負担を軽減してあげなければ、次回は寝込んでしまうかも、です…。

 

そうして迎えた本番の日。

 

天候にも恵まれました。

とてもたくさんの方々にご来場いただきました。

ありがとうございます。

 

Konzert.jpg

本番、無事終わりました!

 

演奏は、自分で言うのも何ですが

思ったより雑念少なく、自分の音楽を追えていたと思います。

とりわけ今回「こうしたい」と思っていた抑揚やリズムの表現も、

前回よりしっかりできたように感じています。

 

ご来場いただいたお客さまにも喜んでいただけて、

ほんとうに嬉しい思いをさせていただきました。

拍手を浴びていると、すごく、すごく幸せな気持ちになります。

 

あとは、少しでもカヤニカままの気力が戻るといいのですが…。

 

 

 

 

 

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ピアノ売ります

  • 2017.02.22 Wednesday
  • 18:00

 

 

ピアノ売ります。

本気です。

断捨離です。

 

拙宅のスタジオはピアノで埋まってます。

計5台。物置状態です…。

うち1台は国産の電子楽器ですが、あと4台は外国製のグランドピアノ。

 

その中の

 

Steinway & Sons(スタインウェイ)モデルB-211

 

という楽器を手放すことに決めました。

迷ったのは事実でしたが…。

 

steinway.a.jpg

これがその楽器です。本気で手放すつもりです。

 

製造番号は454789。1975年頃に製造された楽器です。

ドイツはハノーヴァーのお店で選定して購入しました。

 

serialnumber.jpg

 

この時代のドイツ・スタインウェイの品質は

(アメリカン・スタインウェイというのもあるのです)

 

とても良い!

 

と言われています。

 

さて、「買っていただきたい」となると、気になるのがお値段。

 

そうですね…

新品の半額弱あたりを目安にできれば、と思っています。

それでもかなり高価ではあるのですが…。

応談の余地はありますよ。

 

楽器は必ずしも「古い=安い」とは限りません。

たとえばヴァイオリンで良い、古い楽器には

1億円(!)以上の値段がつくことも珍しくありません。

 

怖いもの見たさで新品の値段を知りたい方は

こちらをのぞいて下さい。

なお、腰を抜かさないように。

 

松尾楽器商会

 

いちばん気になるのは楽器の状態でしょう。

ボロボロになったから売り飛ばしたいのか?

 

違いますっ!

30年以上ものあいだ、大切に使ってきた楽器です。

誰がどう扱っていたかわからないのではなく、

当初からずっと今井家の管理下にありましたので、どうかご安心下さい。

 

外装はピッカピカではありませんが、普通に黒いです。

鏡がわりに顔を映してお化粧するのでなければOKです。

 

鍵盤は当時のスタンダード、象牙と黒檀。

象牙鍵盤のピアノは今では稀少品になりつつあります。

 

弦は低音部の巻き線も含め、昨年張り替えたばかりです。

その時のブログはこちら

 

strings.jpg

弦、錆びてませんよ〜。ピカピカです。

 

チューニングピンも新しくしました。

 

tuningpins.jpg

ほら!

 

ハンマーは数年前に交換済みです。

日常の練習用楽器ではなく、レッスンの際に生徒が弾く楽器として使っていたので

ほとんど減っていません。

 

hammer.middle.jpg hammer.diskant.jpg

左が低音〜中音部、右が高音部のハンマーの写真です。御確認下さい。

 

業界トップであるレンナー社(ドイツ)のハイグレードのものと交換しました。

スタインウェイ社のオリジナルハンマーは、同じレンナー社製であるのにもかかわらず

バカみたいに高価なので見送りました。

ブランド名を笠に着て、絶対にぼってると思いますっ!

 

70年代の楽器は今のピアノのように手軽に派手な音は出ないかも知れません。

私にとって、最近のピアノは

 

小学生でもプロのように美しい音が出せます

 

という、軽いタッチで明るい音のピアノが多すぎて、おもしろみに欠けるのです。

確かに誰が弾いても普通に良い音がしますが

 

こういう音色がほしい

 

というピアニストの要求に応える、あるいは

 

プロだからこそ出せる音を披露する

 

という「腕の見せ所」がなくなってしまった、と残念に思っています。

思い起こしてみれば、以前は車もピアノも

 

買ったその日からフル性能を楽しめる

 

ということはあり得ませんでした。

ゆっくり、ていねいに慣らし運転(慣らし演奏)をして、

ピアノの場合は季節の変化にも馴染ませながら

年単位で自分好みの楽器に育てていったものです。

 

でも今は時代が違います。

ピアノのような楽器でさえ、量販店でテレビや冷蔵庫を買う時のように

 

製品のバラツキがない

買ったその日からカタログ通りの性能が楽しめる

 

でなければ、売れなくなってしまいました。

私がまだ学生の頃、コンサートホールに入っていた楽器は

 

楽器の鳴り方が違うため、プロとアマの差が即座にわかる

 

という、ハードルの高いものでした。

 

今回手放すことにしたピアノは比較的弾きやすいものですが、

それでも手こずる生徒たちもいないわけではありません。

習熟度によって本当に音色も、音量も違うのです!

 

だからこそ弾き甲斐がある、というもの。

練習の成果が音にあらわれるのです。

「練習は裏切らない」という格言を実感できます。

 

steinway.b.jpg

素敵なピアノですよ〜。お待ちしています。

 

興味をお持ちの方、お知らせ下さい。

知り合いの方にも宣伝して下さい。

財布の紐を緩めて試弾においで下さい。

早い者勝ちです〜。

 

今井顕のオフィシャルサイト

 

に連絡用のページを準備してあります。

ページの上部と左側にある「contact」をクリックして下さい!

 

 

 

 

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