奇跡は起こった!

  • 2017.11.20 Monday
  • 17:30

 

 

秋も深まってきました。

職場のキャンパスの銀杏もこんなに色づきました。

毎年の事ながら、思わず写真を撮らずにはいられなくなります。

 

Herbst.jpg

 

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夏はこんな感じでしたよ。

 

昨年3月のブログで、原因不明の難病と闘っているK君との出会いを綴りました。

 

Igarashi.jpg

 

筋痛性脳脊髄炎という、原因も治療法もわからない、脳内の血流に関連する病気です。

K君の場合は左脳への極端な血流量減少で脳の活動が低下し、

やろうとしてもできないことがたくさん生じていました。

 

それから1年半。

ふと思いたって、K君にメールしました。

 

その後、つつがなく過ごしてますか?

がんばれてますか?

今年は何かいいこと、ありましたか?

 

翌日に返信がありました。なんと!──

 

いろいろな治療を続けたところ、脳機能が劇的に回復し、

7月から少しずつ働けるようになりました。

 

K君の実家は北海道ですが、

 

大阪で部屋を借りることができ、やっと自分の住所が得られました。

本当に奇跡的な回復だと思っています!

両親は号泣でした。

働けていることを報告するたび、本当に喜んでくれます。

 

同じような状況にある方の力に少しでもなれれば、というK君たっての希望もあり、

彼のケースをここに紹介します。

 

「転倒や交通事故などで頭部を打撲して以来、原因不明の機能低下から抜け出せないでいる」

という方には参考になるかも知れません。

 

K君はNASAで開発されたセンサー機器を使った根本治療、水素生成器による水素治療(水素風呂、水素足湯)、「氣」に注目して身体の感受性を高める内観共振法などさまざまなことを試していましたが、その中で決定的だったのが《バイタルリアクトセラピー》でした。まだまだ体調に波はあるものの

 

毎日、身支度して外出することも困難だった状態から、

現在、週4〜5回の仕事を続けることができています。

 

というところまで回復したそうです。

以下にK君からのメッセージをまとめました。

 

―――――――

 

バイタルリアクトセラピーは、機器を利用して脳に行うセラピーですが、

ある日の治療中、フラッシュバックのようにひとつの記憶がよみがえりました。

それは14歳、中学の部活でバドミントンをしていた時、顧問から体罰を受けたことでした。

ラケットのグリップ部分で右の前頭部を殴られたのです。

それが原因となって脳内の血流のバランスが崩れてしまったと想像されます。

 

今井さんはパンチドランカーという概念をご存知でしょうか?

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/パンチドランカー

 

ボクサーが試合中に殴られたことを覚えていないように、

私も顧問にラケットで強打されたにもかかわらず、

脳が受けた衝撃によって、殴られたことさえ記憶にありませんでした。

 

しかしその殴打によって頭蓋骨、脳および頚椎がダメージを受け、骨格が歪みました。

歪んだ骨格に神経や血流が圧迫され、実際に発症する20歳8ヶ月まで、

約6年かけてジワジワと脳神経の伝達機能が低下し、脳血流量も低下し、

最終的に脳機能そのものに障害が生じたことが明らかになりました。

 

私が負っていたのは、外傷による脳機能障害だったのです。

 

バイタルリアクトセラピーによって骨格の歪みで圧迫されていた神経と血流が解放され、

当時の記憶を取り戻すことができたのだと思っています。

その上で活性酸素を除去する水素入浴と、氣の巡りをよくする内観共振法によって

血流をほぼ正常に維持することができるようになり、ようやくここまで回復できました。

 

このセラピーに関しては、こんな本が出版されています。

 

山崎雅文『確かな結果が出せるバイタルリアクトセラピー つらい痛み・病気の改善』(現代書林、2010年)

 

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今までたくさんの医師が私の病気に関わってくれました。

しかし、それらは前向きの「治療」ではありませんでした。

目に見える症状を頼りに病名を捜しても見つからず、安直に精神疾患として分類したり、

◯◯難病、◯◯症候群という病名をつけて終わっていたのです。

同じような状況に苦しんでる方が、世の中には少なからずおられると思います。

 

私にとってはバイタルリアクトセラピーによる治療が限りなく有効でした。

このセラピーを試してみたい方からのご要望があれば、

私の体験をもっと詳しくお伝えし、少しでも力になることができればと思います。

今井さんのオフィシャルサイト経由でご連絡ください。

 

脳機能障害に限らず、骨格の歪みに由来する弊害は思わぬところに生じます。

「自分には関係ない」とやり過ごしてしまわず、どなたにも経験していただきたいです。

かく言う私でさえ、当初は「自分には無関係の治療法だ」と思っていたぐらいですから…。

 

―――――――

 

微力ながら私もお手伝いできればと思います。

ご連絡くださればK君へ転送します。

おなじセラピーでも、施術者によっていろいろ差があるらしいですよ。

 

 

 

 

引き続き充電中…

  • 2017.08.29 Tuesday
  • 08:14

 

 

不順な天候が続いています。

お変わりありませんか?

 

私の体調、とりあえずはOKです!

先日行った人間ドックでも、数値の上では一点のかげりもなし。

肝機能や中性脂肪の欄に1個も星印がついてない、というこの快挙!

 

ただ…このところ…「意欲」「やる気」のパワーが少々不足気味かも…。

「やる気スイッチ」にうまく手が届きません。

 

実はこの春、3月8日のリサイタル以来、何となくぼんやりしているのです。

あの日、あの夜に燃え尽きちゃった感じ。

 

hanabi2.jpg

そう、花火は打ち上がったのですがね…

 

あの晩は確かに精一杯頑張って、それなりの手ごたえがありました。

いつもだとこうしたリサイタルが終わっても、しばらくすると

 

さあ、次は何を弾こうかな

こんな曲が弾きたいな

コンセプトはどうしよう

 

といった意欲が湧いてくるのですが、

今回に限ってはそれがほぼゼロ。

もう半年もたったのに…。

今までと様子が違うので、とまどっています。

 

大学での仕事は普通にこなしてますし、

いつもと変わらず日本各地に出かけて教えたり、講座を担当したり、

単発のミニコンサートなどもこなしているものの、

 

今度はこれにチャレンジするんだ!

 

という勢いがわいてきません。

3月8日の充実を越え、自分を極限まで追い込める企画を立てるのは

そう簡単ではないと思うものの…、ふ〜(←ため息)

 

演奏家として身をひくべき日が近づいてきたのかなあ(ボソッ)

ほら、アスリートたちが引退するときも、

 

モチベーションを維持できなくなった

 

という理由が多いじゃないですか。

 

え〜い、こんな時にはあらがっても無駄!

   
おいしいものを食べながら、じっと待つのが得策です。
   

というわけで、この夏休みは無理せず、ぬお〜ん、ゴロゴロと過ごしました。

でも、無為・怠惰に過ごしたわけではありません!

自分の仕事部屋の整理をしました。

 

lager.jpg

まずはクローゼットの整理から。

 

本棚の書籍を整理し、積み上がっていた資料を分類してデータ化し、

文房具類を整頓し、断捨離もしました。

 

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参考書、だいぶ減らしました。ここには写っていませんが、もう一面の壁も本棚です。

 

ずっと気になっていた「いつかやらなくちゃ」を見える化し、

無心に遂行していきました。

どんな些細なことも、すべて書き出すのがコツで、

「鉛筆を削る」「靴を磨く」「爪を切る」みたいなことも含めます。

それをひとつずつ付箋に書き、見えるところに貼り、完了したら捨てるのです。

「できるものから片付けてしまう」が鉄則。

 

PC.jpg

パソコンモニターの右端に貼ってあるのがその付箋。

 

急がない原稿も「今のうちに」と書いてしまいました。

中でも秋口に大学に提出する紀要論文を8月中に仕上げてしまったのは、大正解!

そうしないと、学期はじめの落ち着かない時期に締め切りに追われることになりますからね。

 

部屋の中がすっきりし、やる気がでてきそうな感じです。

 

office1.jpg

自分の仕事部屋、初公開。パソコンにはモニターを2台つなげてます。便利ですよ。

これでもかなりすっきりしたのですが、まだまだ物が多いですねえ。机の上が狭い!

 

しかし、ここで困ったことが…。

整理分類をやりすぎて、

 

あれをどこにしまったか?

 

がわからなくなってしまう事態が頻発しています。

絶対にあるはずのものが見つからなくて

うろうろ探し回る情けなさ…。

 

きっと誰にも経験があるでしょう。

下手に整理するとかえって非効率になる、というのはせつないですね。

 

でも、気分はすっきり。そこが大切。気持ちいいです。

やる気が出てくるための環境は整った、というわけ。

それを目ざし、ある程度は実現できた夏休みでした!

 

あ〜、はやく冬休みにならんかなあ…。

春休みも待ち遠しいなあ…。

 

 

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これは便利!

  • 2017.01.23 Monday
  • 08:44

 

 

年が明けました。

昨年は喪中だったので、新年のご挨拶は失礼致しました。

皆様、良い年を迎えられたでしょうか。

 

かやにかパパ家でお正月ののんびり気分はほぼゼロでした。

なぜかと問えば、これ!

 

3月8日に東京で開催するソロリサイタル

 

が控えているからです。

 

(クリックするともっと大きくなります)

 

どうか皆様、応援をよろしくお願い致します。

久々の「夜のリサイタル」でもあり、チケットの動向が心配です…。

 

ところで、昨年はこんなものをゲットしました。

FujitsuのScanSnap SV600というドキュメントスキャナ。

これが思ったよりずっと秀逸なスグレモノだったのです!

 

IMG_0343.jpg

僕たちのココロまではスキャンできませんよ〜 by カーヤ&小太郎

 

本や楽譜を、開いた状態でスキャンできます。

大切な資料を傷めずに処理できるのです。

スライドなど透過原稿のデータ化は残念ながらNG。

 

職業柄、プレゼンテーションの準備や学生へのプリントを作るために

さまざまな資料をコピーしたりデータ化することが欠かせません。

 

コピーは簡単でもデータ化となると、スキャナが必要。

スマホで撮影してしまう、という裏技もありますが、

仕上がりや使い勝手がいまひとつです。

 

旅先や講座の会場で即スキャンしたい時もありますので、

携帯用のスキャナ(ScanSnap iX100)も持ってます。

 

IMG_0334.jpg

 

すでに生産が終了した古いモデルになってしまいましたが、

ずっと愛用している机上タイプのScanSnap S1500Mも使いやすく、

大量のページをスイスイとスキャンしてくれます。

両面スキャンもOK。書籍の「自炊」にも使えるタイプです。

 

IMG_0347.jpg

 

ところで、私がコピーする資料のうち、一番多いのは「楽譜」。

これが結構やっかいなのです。

 

誰が決めたのかは知りませんが、普通の楽譜の1ページはA4より少し大きめ。

ずぼらを決め込んで楽譜を見開きのままA3でコピーしようとすると、

五線譜の端が切れて見苦しい、使いにくいものになります。

仕方なく1ページごと、コピー機のガラス面に置く位置を

勘を頼りに手作業で微調整しながらコピーしていくのですが、

すぐ斜めになったりして、正直しんどいです。

 

そんな心配が、一気に霧散しました!

 

実はこの機械、カタログ上は

 

A3サイズまで対応

 

ということなのですが、あきらめきれず、

 

じゃ、スキャナ本体を台上に設置してドキュメントまでの距離を遠くすれば何とかなるかも。

でも、ちゃんとピントが合うかなあ…

 

と心配していました。

 

ところが、やってみたら何のことはない、A3より大きいサイズの楽譜も

隅から隅まですんなりスキャンできました!

 

スキャン時にベージが波打ってしまう時には指で押さえるのですが、

写り込んだ指はあとで簡単に削除できます。

曲面のようにスキャンされてしまったページは、これまた簡便に平面のように補正できます。

 

いや〜、お見事!

嬉しいです!

ヤッホー!

 

こうして作ったデータをプリンタで印刷してみました。

拙宅のプリンタはA4までですので、A4に2ページの楽譜が表示されることになります。

これはこれでミニチュアスコアみたいで便利なのですが、コピー機でA3に拡大してみたところ、

何の問題もなく使える、鮮明なコピーを作ることができました!

 

今まではスキャンが困難だった資料も、簡単にデータ化できそうです。

粘着テープで貼り合わせたコピー譜も解体せずに扱えるし、

2ページずつスキャンできちゃうというのは、効率抜群です!

そのうちやろう!

 

ま、口先だけで終わりそうな気も、しないではないのですが…。

 

 

 

 

 

 

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リニューアルオープン!

  • 2016.11.24 Thursday
  • 08:27

 

text_renewal.png

12月1日以降に自分のホームページ「今井顕のオフィシャルサイト」が新しくなります!

…というか、新しいホームページにアクセスできるようになるはずです!

URLは変わらず http://atwien.com/ (のはず)です。

 

ただ、すべてを新しくする前には「DNSのお引越し」という頭の痛い作業があるので、

ひょっとするとしばらくメールの送受信にも支障が出る恐れがあります…。

今心配しても仕方ないことですがね。

 

現在のページはiWebというマック専用の古いアプリケーションを駆使して自分で設計し、

苦労しながらも何とか運用してきたのですが、キッパリやめます。おさらばです!

文字化けの問題、パソコンのOSやバージョン対応の問題…

今まではパソコンとインターネットのプロに助けてもらいながら何とかここまできましたが、

もう限界。このままずっと迷惑をかけ続けるわけにもいきません。

 

ホームページ開設にはいろいろな方法が提供されています。

無料で作れるところも多々あるのですが、不調になっても、突然閉鎖されても文句は言えません。

 

設計も運用もすべてお任せ、のせて欲しいトピックは原稿を渡すだけ、という殿様サポートもあります。

でも、それにはお金がかかります。

上を見れば切りがありませんが、

リーゾナブルなところでもおよそ30万円ぐらいの初期費用がかかり、その後も毎月の料金が発生します。

大会社ならともかく、一介のピアノ弾きにとっては負担が大きすぎ。

 

というわけで、自分でもある程度は作業をするが、最初の設計とセッティングだけは手伝ってもらう、

というパッケージを選択しました。

 

万が一の大災害があっても消滅はしないだろう、というところで、NTTコミュニケーションに白羽の矢を。

 

http://www.ntt.com/business/services/cloud/rental-server/biz-hp.html

 

選んだのは、この中の「制作更新プラン」というやつです。

知人を通じてお願いしてみたら、自宅に説明のセールスに来てくれました。

ただ、法人向けのサービスのようですね…。

うちでは対応できましたが、個人向けのはないのかな?

 

慣れるまでは更新も手伝ってもらえますし、何と言ってもきちんとしたサポート窓口があるのが嬉しいです。

何かを質問しようにも「用語がチンプンカンプン」という問題はありますが、

ま、そこまでズブのトーシローでもないし、ということでお世話になることにしました。

 

ページはいたってシンプルです。

ホワイトを基調とした清潔感を演出、というか、そっけない、というか…。

でも少しずつ内容を充実させていきたいと思っています。

時間はかかりそうですが、どうか見守っていて下さい。

 

あ、まだ見られませんよ。来月以降です!

 

WordPress.jpg

首っ引きで参照している入門書。普段の入力は自分でやります。

 

トップページの画像をどうしようか、と悩んでいたのですが、

そうだ、と膝を打ちつつ、中学校以来の友人、佐藤正章氏の絵をお借りすることにしました。

趣味の水彩画家なのですが、その作品にはフェイスブックでいつも感心していました。

季節の風景や食べ物、けっこう頻繁に更新できそうなのですごく楽しみです。

 

 

 

奮闘中

  • 2016.08.30 Tuesday
  • 09:14

 

 

意を決し、この夏休みに始めたことがあります。

いわく、断捨離

ものを捨てて身軽になろう、という人生の大イベントです。

でも、これがむずかしい…。

 

還暦になったらやらなきゃね

 

と、カヤニカまま(私のつれあい)と約束していたものの、

いつも何だかんだと理由をつけて先送りしていました。

これでは永久にらちがあきません。とうとう重い腰を上げることに。

 

とりあえず手をつけたのは本です。とりわけ音楽関連の本は

 

もしかしたら資料として必要になるかも知れない

 

という理由から捨てられません。

しかし、実際には使わない。

そのうち、その本の存在さえも忘れてしまいます。

それでも

 

整理してみるか…

 

と思うようになった裏には、こんなアドバイスがありました。

 

「捨てるか保存するか」の二者択一にするから、捨てられない。

「捨てる」「とりあえず保留」「とっておく」の三つに分けると、何とかなる。

 

というものです。

「判断先送り」のカテゴリーを追加するのです。これならできそう。

で、実務はどんな手順でやろうか、と数日思案したあげく、

 

屋内にある本はすべて一箇所に集めてから仕分けする

 

ということにしました。

本棚から「捨てる本」「判断保留の本」を引き抜くのでは、効率が悪い。

 

よし、この際、本棚のカテゴリー分けも更新しよう!

 

との英断に至ったのでありました。

 

整理中.jpg

まずは本を積み上げるところがスタートです。

 

というわけで、すべての本をリビングに持ってきたのですが、

これにはカヤニカままがおかんむり。

 

何考えてるのさ。掃除の邪魔だよ。

ワンコも遊べないじゃないか。

 

というわけです。ごもっとも…。

丁寧な家事を第一のモットーとしている者にとっては、耐えがたいことに違いありません。

結局整理にかかった一週間あまりの間、かやにかパパは平身低頭、

カヤニカままとはなるべく視線を合わせないようにする生活が続きました。

 

最終的にはかなりの本を廃棄できました!

持っているのを忘れて2冊買った本も、結構みつかりました。

「とりあえずの保留箱」に入れるべく仕分けした本も、

大量の廃棄本によって生じた空きスペースに並べることができ、

「この箱、邪魔」と言われる轍も踏まずにすみそうです。

 

売却.jpg

ブックオフに供出する本の山

 

どう見ても価値がなさそうな本は紐で縛って古紙回収にまわし、

見た目がしっかりした本はブックオフに引き取ってもらいました。

値段がついた本は計322冊。

 

これで何回かおいしいもの食べようね

 

と、家庭内にちょっと笑顔が戻りました。

 

レシート.jpg

結構な額になりましたよ!

 

すでに「評判の激辛麻婆豆腐@九段下」はクリア。

 

麻婆豆腐.jpg

これです。思ったより辛くありませんでした。

 

次の予定は鰻です。ふふふ。

築地でおいしいお寿司も食べたいですね。

 

この断捨離、まだ継続中です。

次のターゲットは文房具。

ダース買いした鉛筆、各所からもらってきたタダのボールペン、消えない消しゴム、

そしてさまざまな「あると便利かも」という小物、小物、小物たち…。

 

これらもまず山にして、そこから「どうしても必要なもの」を選ぶのがよさそうですね。

「あると便利かもしれない」というスグレモノの数々のためには、専用の玉手箱を準備しましょう。

引き出しからは一掃したいです。

買っても数百円の小物がほとんどですので、今回だけは

 

もったいない

 

の気持ちを押し殺し、ざっくり捨ててみたいです。

あとで後悔するかも知れませんが、

その時は新品を買う方が気持ちいいし、楽しいですからね!

時折りむらむらと頭をもたげる「購買欲」も鎮めることができますし。

 

それが終わったら、ため込んだ各種ケーブル類も何とかしなくては…。

普通の電源ケーブルはもちろん、USBケーブル、LANケーブル、アンテナケーブル…

 

ケーブル.jpg

SCSIケーブルなんてもう時代遅れ…

 

たまった写真はどうしましょう…。

とりあえず専用のボックスに投げ入れてありますが、未整理です。

 

本以上の量がある楽譜は、とりあえず無視。

 

…ああ、気が遠くなりそう。

「捨てることが快感」の境地にはまだ達していない未熟者ですが、

 

がんばろう!

 

と思っている今日この頃なのであります!

 

 

 

 

禁煙こもごも

  • 2016.05.26 Thursday
  • 20:56

 
champix.jpg

先日銀座で禁煙仲間のオフ会がありました。
インターネット禁煙マラソンというサイトを利用して
念願の禁煙を達成した仲間たちとの食事会。
会社の会長さんからごくフツーのご婦人まで、
「禁煙」だけでつながっている素敵なメンバーです。

かく申す私、昔はバリバリの愛煙家でした。
法に触れるもの以外はほとんど経験していると思います。
 
一般的な紙巻きタバコ──それもフィルターのあるもの、あるいはピースの両切りやゲルベゾルテのようにフィルターのないもの。紙と葉を別々に買って、自分で巻いていたこともあります。



これでクルクルと自家製の紙巻きタバコを作るのです。

葉巻──太いシガーも細いシガリロも何でもござれ。
パイプ──火加減の管理が難しく、奥が深いです。味覚が鈍くなり勝ちです。
噛みタバコ──タバコの葉を口の中でくちゃくちゃ噛んでからそこら構わずペッと吐き出す、品位に欠けるやつです。昔、アメリカのプロ野球選手が愛用していました。
嗅ぎタバコ──粉末を手の甲にのせ、鼻から一気に吸い込みます。
水パイプ──タバコの煙を一度ゴボゴボと水に通してから吸うやつです。旅先で体験しました。


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水パイプ。アラビア風ですね!
 
おまけでパイポもやりました。電子タバコだけは未経験です。
 
始めたのは、いや〜、かなり早かった。16歳の時から外国にいましたのでね…。
その昔、喫煙は男の勲章みたいなものでしたし、
とりわけヨーロッパでは男女ともに喫煙者の比率は高く、
「健康に良くない」みたいな話も、真剣には語られませんでした。
 
でも、今は違います。
副流煙による受動喫煙のこと、そして癌のリスク、また成人病への関与も大きく、

病気になったら、あるいはならないために、まずすべきはことは禁煙

というのが今日の常識です。
 
欧米では

公共施設や飲食店はもとより、戸外での喫煙は一切禁止

という地域も増えているようです。
吸えるのは個人所有の屋内だけ。ベランダでの喫煙も禁止です。
 
日本はおそらくそこまでできないでしょう。
でも2020年の東京オリンピックに向かって、
規制が大幅に強化されるのは確実なのだそうです。
 
私もこれまでの人生で「やめてみよう」と思ったことは何回もあります。
幸か不幸か、禁煙開始後に感じる禁断症状はあまり強くありませんでした。
そのため「あ、この程度ならばいつでもやめられる」と自分を甘やかし、
結局その後もいろいろ理由をつけて、ほどなく再喫煙していたのです。
 
そうして、長い時間がたちました。
結局「簡単にやめられるはずなのに、やめられていない自分」に気がついたのです。
 
そこで「最後の砦」として頼ったのが、上記の「禁煙マラソン」です。
2003年5月30日に禁煙をスタートして以来、1本も吸っていません。
 
インターネット上で禁煙希望者の募集が行われ、まずは登録します。
するとメールが定期的に送られて来て、
 
タバコのどこが健康に良くないのか。
なぜタバコがやめられないのかの医学的・心理的メカニズム。
将来的にどんなリスクがあるのか。
禁煙を開始すると、身体にどのような変化(禁断症状)がおきるのか。
禁煙の辛さを軽減してくれるグッズ(禁煙補助剤)にはどんなものがあるか。
 
などを集中的に学習します。
そして、決められた日に登録者全員で禁煙スタート。
メーリングリストが準備されており、そこに一日一回自分の状況を報告します。
他の人たちのメッセージも見られます。
そうしたメールには「アドバイザー」からレスがつくのです。
アドバイザーはみなこのマラソンで禁煙を成功させた経験者たち。
自分も経験した道だから、どんな時に苦しいか、どうしたら危機を乗り越えられるか、
ということがリアルにわかるのです。
もちろん必要に応じて専門の医療チームのサポートも得られます。
 
「気軽に転倒しないでください」
「禁煙の記録はガラス細工のように壊れやすい宝物。大切に育ててください」
「苦しいのはあなただけではありません」
「吸いたくなっても、今は吸わない、と唱えて先送りしましょう」
「1本だけオバケの誘惑に負けないで」
 
などなど、いろいろな言葉に接します。
1本だけオバケとは

ここまで我慢したんだから1本だけ、どう?

と絶妙なタイミングで囁く巧妙なオバケです。姿は見えません。
 
たくさんのアドバイザーが待機しており、
夜型の人、朝型の人、また時差のある国にいる人もいたりして、
ランナーからのメールへの対応はほぼ24時間態勢。
 
この禁煙マラソンがスタートした時にはまだこれといった禁煙補助剤は開発されておらず、
根性で耐えるしかない「我慢大会」のような様相だったそうです。
私が参加したときには皮膚に貼る「ニコチンパッチ」と
口に入れて噛む「ニコチンガム」が使えたので、かなり楽に禁煙できました。
でも保険の適用はまだなく、それなりのコストはかかりましたがね。


pflaster.jpg kaugummi.jpg
左がパッチ、右がガム。それぞれ使い方にちょっとしたコツがあります。

でもタバコ代とどっこいどっこいだったと思います。
それぞれに使い方のコツがあるのですが、使ってみると、


タ、タ、タバコ〜

という渇望感が嘘のように軽減されます。
 
ところで、禁煙外来での治療には医療保険が適用されるようになりました。喫煙は


ニコチン依存症

という立派な病気なのです。だから治療が必要で、保険がきくようになったのです。
 
最新の禁煙補助剤はチャンピックスという内服薬。
トップに写真を掲載しておきました。

私は使ったことはありませんが、まだタバコをやめる前から飲み始めます。
タバコを吸いつつ禁煙をスタートできるのです。
数日するとタバコがまずくなってきて、比較的簡単にやめられるのだとか。
また、やめた際の禁断症状もぐっと緩和されるのだそうです。
 
こうして

自分はタバコなしでも普通に生活できるのだ

ということを実感し、それを日常のライフスタイルにしていくのです。
今までの記憶や習慣を新しいパターンで塗り替えていくわけですね。

朝のコーヒーとセットになっていたタバコ

が突然なくなるのは、はじめは手持ちぶさたのような気持ちになりますが、
そのうち慣れます。
 
一番あぶないのは酒席。
失敗する人はだいたいここでコケます。
 
ところで禁煙するための絶対条件をひとつ。
 
禁煙するのは自分です。
自分の意志として「やめたい」と念じていない人に禁煙は無理です。

禁煙マラソンに参加すればやめさせてもらえる

と思っている人も皆無ではありません。
会社の命令で無理矢理参加させられている、みたいなケースに多いですね。
みな、落ちこぼれてしまいます…。
 
禁煙に当たって何よりも一番大きなのは「仲間の存在」です。

自分だけじゃないんだ

という思いが、折れそうになる心を支えてくれます。
 
私は嬉しいことに、今ではまったくタバコを欲っしなくなりました。
また禁煙マラソンにおけるアドバイザーのボランティアも続けていますので、
人に「やめましょう」と言いながら自分で吸うわけにもいきません。
 
どうです?
まだ吸っている方、禁煙しませんか?
お手伝いしますよ。
禁煙して失うものは何もありません。
 
禁煙を達成して初めて気がつくこと。
それは喫煙者のにおいです。
吸っている本人はほとんど気がつきません。私もそうでした(反省)。
いくらお洒落しても、歯を磨いても、コロンをふっても、やっぱりわかってしまいます。
 
スマートなライフスタイルを手に入れたくありませんか?
すごく楽に暮らせるようになりますよ。

ただし、タバコをやめても、おそらくお金は貯まりません。
不思議ですが、本当です。
「禁煙の目に見える化」をめざし、強い意志で500円玉貯金をすれば別ですが…。
 
 
 
 
 

 

これって、あり?

  • 2016.04.30 Saturday
  • 22:11
 
 
 
以下の記事に関しては5月2日夕刻に解決しました。それをふまえてお読み下さい。
なお、超過請求への対応は、今後を見守っていきたいと思います。



『新版モーツァルト演奏法と解釈』が出荷可能となりました!


「買ってくださ〜い」と叫ぶ小太郎
 
本当にすばらしい内容の本です!
私が手がけたから、といったせこい考えからではなく、心からお薦めします。
これからの数十年、モーツァルトの演奏に関する参考書として
不動の頂点を占めるに違いありません。
素性に関しては今年2月のブログをご参照下さい。

見本のチェックも無事終わって充分な数が刷り上がり、


あとは売るだけだ〜 売って、売って、売りまくるぞ〜

と興奮しているその時、大きな問題が生じました。

Amazonのことです。

Amazonはとても便利なサイトです。
私も常日頃からお世話になっています。
店舗に出向く時間と交通費のことを考えたら、
「これが欲しい」と決まっている場合には
Amazonで買うのが定番です。
物によってはかなりリーゾナブルですし、すぐ届く。

モーツァルトの本に関しては刊行前からAmazonに掲載されていました。
入荷したらいち早く配送される「プロモーション価格」がつけられており、¥12,960。
先行予約のためのシステムです。
かなり高めの設定ですが詳細へのリンクが準備されており、そこをクリックすると

正規の価格が決定した場合にはその価格で提供する

といった内容の説明文を読むことができました。

その後本の販売価格は税込¥7,884(本体価格¥7,300)に決まりました。
出版社としては「厳しいけれど、少しでも読者が増えるように」と考え、
思い切った設定にしたのだそうです。
Amazonによるプロモーション価格とは¥5,000超の差があります。

この正規価格は出版社からAmazonに対し、すでに今から3週間前に通達されているとのこと。
本来ならば在庫が潤沢に準備できた今、
正しい値段での注文を受けつけてくれるはずだったのです。

しかし、本日(4月30日現在)の状況で、Amazonの価格は¥12,960のままです。
そればかりか、以前はあった「プロモーション価格」という表示が消え、
詳細へのリンクも消滅しています。
誰もが「この本はこの値段なのだ」と信じるしかありません。

これではとても「Amazonで買って下さい」とは紹介できません。





これで話が終わりではありません。
その本を、私の知人が注文してくれたのですが、
そしたら何と!!!


定価より¥5,000円高い¥12,960を請求されたそうです。

これって、ありですか?
詐欺っぽくありませんか?
犯罪に近い商取引なのではありませんか?

Amazonは少しでも安く商品を仕入れるために、
中小の納入業者に対してはかなり強引なこともやっているそうな。
いわく、嫌がらせ。
不当な圧力をかけて値引きを導こうとするのだそうです。

そりゃそうでしょう。仕入れ値が安くなればAmazonの利益は増えます。
嫌がらせの手法に関する話はポツポツ耳にしていますが、ここに書くのは控えましょう。
今のところ「伝え聞き」でしかない情報です。
Amazonが認めるわけもありません。

しかし、購入者の不利益になるような行為は論外です。
これからの展開を注視しています。
社会問題となる芽もありそうに感じます。
Amazonの怠慢なのか、それとも傲慢なのか?

 

最後になりましたが、私の所からも出荷できます。
お値段は税込みで¥7,000です。
邪魔でなければサインもいたします(原著者ではなく、私のサインです)。
なお、サイン入りの本は古書店に売り飛ばすときに値が下がる可能性がありますのでご注意を!
着払いのクロネコ宅急便を利用しますので、ご負担いただく総額は通常価格と同じか、
場合によっては高くついてしまうかも知れません。(代引きではなく、単なる着払いです。
商品の支払い方法に関しては本に同梱します。)時間指定がある場合はお知らせ下さい。

これで構わないようでしたら、ご一報下さい。
imai■atwien.comがメールアドレスです。■を@に置き換えてご使用下さいませ。






 
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出会い

  • 2016.03.24 Thursday
  • 13:23


旅先ですてきな青年、K君と巡り会いました。
青年と言ってもミソジですが、そうは見えない若々しさです。
話しているとまったく普通で、話もはずむのですが、
実は大変な難病を抱えていることを打ち明けてくれました。


igarashi2.jpg
K君とのツーショット。

筋痛性脳脊髄炎という病気です。
原因不明で、現時点では治療法もわかりません。

筋痛性脳脊髄炎とは脳内の血流に問題が生じる疾患です。
K君の場合は左脳への血流量が極端に減少していて、
そのため脳の活動が低下し、やろうとしてもできないこと、
困難なことがたくさんあるのだそうです。

たとえば“段取り”を組み立てて、効率よく行動すること。
これには、すごい努力と時間が必要になるのだそうです。

必死に脳をまわそうとする感じです。とても時間がかかります。
旅行のパッキングは、ほぼ徹夜状態になってしまうこともあります。


「洗髪」という行動ひとつとっても、よく考えないとできないそうです。

普通の人はそんなこと考えないじゃないですか。
僕もそうでした。でも今は違うのです。


そして、複数のことを同時に並行処理する、つまりマルチタスクがうまくできなくなってしまったとのこと。作業中に話かけられると意識がそちらに移ってしまい、もともとやっていたことを忘れてしまうのです。

左脳と言えば分析(認知)脳といわれ、論理的思考が得意な脳。
そこへの血流が不足しているのはつらいでしょう。
全身の疲労感、めまい、地面が揺れている感じなどが常にあるそうです。
しかし、いったい何がきっかけで発症したのかは、まったく不明とのこと。

一方、感情やイメージなどをつかさどる右脳はまったく正常どころか、機能不全の左脳を補おうとするかのように、とても活発になる時があるそうです。絵を見ていてとつぜん涙があふれたり、自分でも驚くぐらい感性が敏感になる時がある、と話してくれました。

会話していると、まったく普通です。
記憶が欠落するわけではなく、今日も昨日の話をそのまま継続できます。
行動にも何ら不自然なところはありません。

だから大変なんです。

なぜなら、K君が病気だとは誰も気づいてくれないから。
ふつうの人のように社会に対応して生活するのがすごく困難なのに、
外見からはまったくわかりません。

脳の症状のため、影響はさまざまな形であらわれるとのこと。
足が動かなくなることもあるし、思考がまとまらなくなることもある。

波があります。
体調が低下すると、どうしていいかわからなくなることも…。


出現する症状が固定していないため、
この病気が何かわかるまで相当の時間が流れてしまいました。
しかし筋痛性脳脊髄炎という病名も、まだ確実に確定したわけではないとのこと。

発症したのは大学2年の頃だったそうです。
病気に初めて気づいたのは

駅の階段を降りるときに「あれ、うまく足が動かない」という感覚がありました。
今ふりかえってみれば、あの時がスタートだったと思います。


その後症状は急激に悪化し、なかば精神疾患のような状態にまでなってしまったそうです。
というより、精神疾患である、と誤診されてしまったのです。

薬漬けにされた結果寝たきりになってしまい、まったく先が見えない状況が続きました。
皮膚がべろべろにむけるなど、強烈な薬の副作用にも大変苦しんだそうです。
自分だけは「これは精神障害ではない」と自覚していたものの、
誰もそれを信じてくれない日々がずっと続いたのです。

ようやく光が見えたのは、SPECT(スペクト)検査という、脳の血流状態を画像として見られる技術が実用化されてから。そうした画像、最近はよく目にするようになりましたが、まだ新しい、生まれたばかりの検査方法です。やっと信頼できる精度が得られるようになったのはここ数年のことらしい。


spect01.jpg
よくあるSPECT画像。(お借りしました。K君のではありません)

これによって初めて、K君の状態は精神疾患ではなく、
脳の血流障害に起因するものだとわかりました。

でもそれで解決したわけではありません。
大変なのはここからです。
病名もまだ確定したわけではないし、治療法も手さぐり状態です。
病名が確定しないと、具合が悪くても入院ができません。
足が動かなくても、足そのものは健康で、どんな検査をしても正常なのです。
「思考がまわらない」と訴えても、具体的な数値は出ないのです。

病名がつかない=治療の方法がない=入院できない、という現実に直面したK君。
難病指定にもなっていませんから、3割負担の健康保険以上のものは使えません。
本人にとって通常の社会生活は困難なのですが(たとえば会社に勤めるなど)、
病名欄に書く病名が確定しないので行政に申請もできず、福祉などあらゆる社会的サポートやセーフティーネットからこぼれ落ちているのがK君の現状です。

西洋医学での治療に少し距離をおき、なるべく薬に頼らない東洋系の療法を自分で捜し、
頑張っている姿はとても感動的でした。

いつか回復して元気になるんだ!

という夢をしっかりつかんで「まずは今日」と念じながら
常に前向きに生きています。

心配事も多いでしょう。
不安も山のようにあると思います。
ご両親も大変だと思います。
ひとりになって落ち込む時もあるに違いありませんが、
人前でそんな姿は見せません。

今できることをやるんです。
失ったものも多いけれど、かわりに得たものもたくさんありました。
同世代の人たちが得られないような出会いも、経験も。
小さな子供がその成長過程でひとつひとつ習得していくように、
自分ももう一回新しい人生をスタートして
できることをひとつずつ増やしている──そんな感じです。
脳そのものの病変ではなく、血流障害であることがわかったし、
その原因はどうも頸椎あたりにありそうだ、ということも見えてきました。
いつか元気になれる、と信じてます。
発症するまでは段取り大好きの行動派だったんですよ。
まずは今日を無事に過ごせるよう、精一杯がんばります。


こんな人生を歩んでいる人もいるんだ、応援しよう、と心から思いました。
K君からたっぷり元気をもらったのでした。ありがとう。


K君、がんばれ!!






 
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不在ノート

  • 2015.10.21 Wednesday
  • 05:42


ノートを1冊買ってきました。
永久保存用です──というか、キッチンカウンターの備品にします。
名づけて
 
『カヤニカまま不在ノート』
 
何を記録しておくか、というと
 
カヤニカままがいなくても生活していく術、全般
 
です。


PA200044.jpg
ちょっと高級そうなノートです。
 
ほぼすべての家事をカヤニカままに任せっきりにしているこの私。
「いかんなあ」とわかってはいるのですが、それが現実です。
 
たまに「手伝ってみようか」と思い立っても、邪魔になるだけ。
かえってメイワクがられます。

残念ながらカヤニカままは「誉めてのばす」タイプのコーチではありません。
「やる気がないならやめなさい」という、どちらかというと鬼コーチタイプです。
見られていないと(見られていても)四角い部屋を丸く掃除しようとする私は

議論する余地のない、ありえない存在

だとのこと。
 
たしかに家事全般において、カヤニカままのワザは特筆に値します。
掃除は年末にお願いするプロのお掃除屋さんもびっくり、
料理は手抜きせず、どんな下準備も厭わず、
ワンコの世話においては就寝中のちょっとした異音でも、
それがワンコのものであれば飛び起きて様子を見にいきます。
さすが新婚の頃のように洗濯後のパンツにまでアイロンをかけてはくれなくなりましたがね…。
 
私としてはわが家に居る限り居心地は最高だし(ちょっと口うるさいのを我慢すれば…)、
この状況を安易に手放す理由は、何もありません。
 
が…
人生、いつ、何が起きるかわかりません。
「突然」があるのが、人生。
それには備えておかなくては…。
 
たとえば、カヤニカままが予期せぬタイミングで入院しちゃうことは充分あり得ます。

いや、実はそういうことが実際にあったのです。
 
数年前のことですが、カヤニカままが緊急入院しました。
着の身着のままで入院したので、私は患者の身の回りのものを準備するハメに。
パジャマはどこだ? これは?? あれはいずこ???

何もわからないままトンチンカンのものばかり持ち込んで、カヤニカままの失笑を買いました。
だいたいカミさんの下着の入ってる引出しなんて、普段はあけません。
これがシャツか、パジャマか、なんてのは、善良な初老男にはわからんのだっ!
 
しかしそれよりも心配だったのは

ワンコのごはんをどうするか

という現実問題。待ったなしです。
 
カヤニカままの世話は毎朝の体重測定から始まって、ご飯の量はグラム単位でコントロール。
わが家のワンコの体重と何時にオシッコしたか、何時にウンチしたか、
までも毎日克明に記録しています。
体調の変化はもちろん、折に触れてウンチが何グラムだったかまで書いてあります。
 
私にはその按配がまったくわかりませ〜ん。


PA200041.jpg
これがそのノート
 
PA200038.jpg
こんなふうにメモしてあります。

カーヤとニカはうちに来たその日から、小太郎は生まれたときから──ということは、
2004年以来、切れ目なく毎日です。
カーヤは現在31冊目、ニカは30冊目、小太郎は26冊目という、まさに、偉業。


PA200072.jpg
育児日記はこんなにあるのです!

そういう地道なデータに基づいたごはん提供は、かやにかパパにはとても無理で〜す。
でも、じっと見上げる6個のつぶらな瞳をみれば「できません」ではすみません。
やらないわけにはいかないのが現実です。
 
その時、どうするか
 
のマニュアルを作り、メモしておくのがこのノートです。
 
毎食手作りが基本であるワンコのご飯だけではありません。
ゴミの出し方、食洗機の使い方、洗濯機の使い方、乾燥機の使い方、炊飯器の使い方…

まずはすべて教えてもらう必要があります。

最近の電化製品は頭が良くなって、ほぼ自動で動くとは言え、
とりあえず正しいスイッチは押さないといけません。
 
「ビデオの録画予約がうまくできない」ぐらいはあきらめますが、
実生活に関連することからは逃げられません。
 
中高の同級生、S君の真似をして、イラストも描いてみましたが、
う〜ん、何ともまだまだ評価外のレベルですね…。


PA200045.jpg 
ワンコが大好きな野菜のトッピングのレシピです。
こうした食材のお陰で、ワンコの血液検査結果はいつもピッカピカ。


PA200048.jpg
これにヨーグルトなどを添えて犬マンマを準備します。

こんな絵↓が描けるなんて、すごいことです。
 
http://masaaki7849.asablo.jp/blog/
 
これからだんだん内容を充実させていこうと思います。
私自身、海外での自炊生活が長かったので料理はできます。
(片付けもしますが、ある程度ためてから…。)
ひとりになっても餓死することはないと思いますが、
ワンコたちを不幸にするわけにはいきません。

カヤニカまま!
すでに初老となったかやにかパパを、見捨てないでくださいね!



 

アイスショーデビュー

  • 2015.05.15 Friday
  • 16:38



始まりは、昨年のことでした。

フィギュアスケーターの町田樹君から、突然メールが舞い込んだのです。

世界を相手に闘い、大きく成長しつつある姿をテレビで応援しているところでした。


machida.jpg
 

実は私、スポーツ観戦の中で好きなのはまずスケート、そして相撲です。

NHKで相撲の中継を見ていると、カヤニカままが毎回

デブを見るのがそんなに楽しいの? 食欲なくなるわ〜

とつぶやきます。ほっといてほしいです。

あれはあれで、おもしろいのだ。すぐ結果が出ますしね。

sumou.jpg

デブの集まり@国技館2008

フィギュアスケートの競技はもっと別の観点から観察しています。

何回転まわったか、ジャンプが完璧だったか、というのは

それほど気になりません。

「回転不足でした」

「踏み切るときのエッジが違ったので減点です」

なんて解説されても、そのあたりはよくわからない…。

ピアノの演奏を聴いている私には苦もなく認識できる

「装飾の開始音が間違っていた」

「和音の構成音がひとつ抜けていた」

ということが、普通の人にはまったくわからないのと同じでしょう。

それよりも、スケーターたちが銀盤の上に滑り出ていき、

そこで泣いても笑ってもただ1回の可能性に賭けて集中する姿は、

ピアニストがたったひとりでステージに歩み出て、演奏をする状況に酷似しています。

だから、目が離せなくなるのです。

yoyogi2.jpg

こんなところで誰にも頼らずたったひとりで演技するのです@代々木体育館

試合の直前に何を考えているのか

コーチから何をアドバイスされているのか

どのようにして集中力を高めていくのか

その緊張と興奮をどのように保ち、演技に活かすのか

そしてすべてが終わったあとのインタビューで何を語るかにも

とても大きな関心を寄せています。

メンタルのことを真剣に勉強している選手の言葉には、さまざまな想いを感じられるのです。

そんな時、まさに世界の第一線で活躍中の町田君からメールをもらったのですが、

内容は

来シーズンのエキシビションプログラムに、私の演奏音源を使用したい

というもの。

具体的には私が以前のコンサートでライブ収録した

《シューベルトの即興曲第3番変ト長調》のことなのです。
     ↑クリックすると聴けますよ!

町田君は「この曲、すてきだよ」と誰かに聞いたあと、

ネット上に公開されている膨大な数の音源をチェックしたらしい。

その中に私の演奏も含まれていて、ヒットしたのです!

フィギュアスケートのエキシビションの通常の長さは3〜4分なのだそうです。

シューベルトのくだんの作品は6分弱。

カットする必要がありそうです。

でも、スケートの演技の際に流れる音楽、いつも力技で無理やり編集されていますよね。
すごく不自然。音楽家としては、ありえないセンスです。

というわけで

使っていただくのはとても嬉しく光栄なのですが、カットする場合は相談して下さいね。時間がわかれば私がカット編集したものを、再録音することもできますから。

と伝えました。

* * * * * * * 
 

さてさて、このたびめでたく町田君の作品《継ぐ者》が公開されました!
シューベルトの即興曲に合わせて滑る町田君のお目見えデビューは
新横浜スケートセンターで開催される
《Prince Ice World 2015》

 skatecenter.jpg program.jpg

これです!

何と、カットなし。
町田君の「敢えてどこも切らず全曲を使用する」という英断です。
その中で

フィギュアスケートのジャンプ6種類をすべて飛び、それを作品としてベストの形にして表現したい

という意気込みが町田君のオフィシャルサイトに掲載されています

私の拙い演奏を

優しくしなやかでありながら、力強さも感じられる

と評価してくれたのも嬉しいなあ。

演技、素晴らしかったです。

鑑賞したのは二日目の公演でしたが、技術的にも完璧(だったと思います…)。
 

やはり6分弱というのはかなり長い…。

また、自分の演奏を聴いているのは、落ち着きません。

むちゃくちゃ重低音が効いたシューベルトでした〜。

shinyokohama.jpg

ここです!

公演中は撮影禁止なので、演技の写真は残念ながらありません。
でも、公演自体は5月17日(日)の午後2時からBSジャパンで放映されますので、そちらをご覧下さい。

 

町田君、あえて「競技には距離をおく」という道を選んだことによって
一段と成長したように思います。

これからが楽しみです!





 

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