老化現象?

  • 2016.07.27 Wednesday
  • 22:25

 

 

 

職業病でしょうか、両手の小指の関節が痛みます。

でも常に痛むわけではなく、

実生活には何の支障もありません。

 

私の手のレントゲン写真です。わりと美しいかも?

 

痛みが発生するのは、まじめにしっかりピアノの練習をしたときだけです…。

だから

 

たまに練習するからそうなるのよ。鍛え方が足りない!

 

と言われても反論できません。

 

でもここ数年は「ちょっとなあ…」と感じる時もあって、

我流のテーピングでしのいでいました。

 

こんなアイテムを使っていました。

 

痛いのは第三関節──指の関節では一番弱いところです。

強いタッチ、広い音域の和音、跳躍後の着鍵など、

関節に通常曲がる方向ではなく、逆に反る力が加わった時が問題なのです。

練習を続けていると痛みが増加します。

 

こんなふうにして、関節が反らないように固定するのです。

 

実は20代、ウィーンに住んでいる時に腱鞘炎を経験しました。

ピアノの練習ではなく、知人の引っ越しの手伝いがきっかけに(テヘヘ…)。

 

大きな机を下から支えながら階段を降りていた時、

ちょっと右手首の腱をのばしたような感覚があったのです。

 

そのまま数日放置しておけば何の支障もなかったでしょうが、

その時に限って練習を休むわけにはいきませんでした。

ハンガリーで開催される国際リスト・バルトーク・ピアノコンペティションに向かって準備していたのですが、レパートリーはリストやバルトークのソナタをはじめ、手指にはきついものばかりでした。

 

本番のステージでは痛みを感じませんが、それは極限の緊張が為せる技。

実際にはかなりの無理と負担がかかっていました。

コンペではかろうじて3位になれたものの、その後の演奏は休止状態に。

練習もままなりません。

一進一退の腱鞘炎を抱え、数年にわたるブランクを余儀なくされました。

 

さまざまな治療法を試したのはもちろんです。

これが決定打、というものはなかったものの幸い徐々に回復し、

今では何の後遺症もありません。

 

最終的には「痛くならない手の使い方」を身につけることで解決しました。

「奏法を変える」というとおおごとのようですが、これが一番の近道。

心配するより、ずっと簡単ですよ!

 

リハビリを通じて覚えたこともいろいろあります。

一番大切なのは

 

これ以上無理すると危ない!

 

というリミットがわかるようになったこと。

星飛雄馬がアイドルだった時代のように

 

この苦しみに耐えてこそ、栄光を手にできるのだ!

 

という思いは21世紀となった今、幻想でしかありません。

無理を強いても、それが怪我に繋がることさえあれ、

身体の運動機能はそれほど向上しないのです。

 

痛い時、疲れた時にはまず冷やす

 

という鉄則も大切にしています。

そのために、自宅の冷凍庫にはこんなアイテムが。

 

 

紙コップに水をなみなみと入れて凍らしただけのものですが、

手や腕の冷却とマッサージに最適です。

紙コップの一番上をペリペリと剥いてソフトクリームみたいにして、

それで手や腕をこすります。

 

 

気持ちいいです。

冷えるし、マッサージ効果もある。

練習後にやっておくと、疲労の回復スピードが格段に違うことを実感できます。

 

 

だいたいピアニストって、身体が資本で体力勝負の職業なのに、

練習前のウォーミングアップや練習後のクールダウンなんて、

ほとんど気にかけないじゃないですか。

ウォーミングアップはともかく、

 

練習後のクールダウンを忘れないように

 

とアドバイスするピアノの先生には、まだお目にかかったことがありません。

この季節になると、クールダウンのメニューよりも、

冷えた生ビールのジョッキが脳裏に浮かんできますからねえ。

それがより効果的?なクールダウン!

 

でもイチローは違います。

だからあのパフォーマンスを維持できるのでしょう。

 

画像、お借りしました。

 

話を痛む小指に戻します。

 

音楽家の手の故障にくわしい整形外科の専門医、酒井直隆先生が

東京は練馬区の江古田にクリニックを開院しました。

昨年5月のことです。

酒井先生は私のウィーン時代からの知り合いで、

不調を訴える生徒の相談にのっていただいたこともたびたびです。

 

自分自身が受診したことはまだなかったのですが、

今回は重い腰をあげて出かけることに。

だって、自宅から結構近いのです。便利。

 

酒井先生とクリニックの診察室で。

 

手の故障の専門医だけあって、設備も整っています。

レントゲン写真は10倍の大きさまで拡大できるそうです。

 

症状を訴え、状態をチェックしていただきました。

ま、年相応、というか、長年の因果というか、

 

1)骨と骨の間の軟骨の水分が失われ、少し薄くなりかけているかも。

2)関節を支える靱帯も、多少ゆるんでいる。

 

ということがわかりました。

 

靱帯が少しゆるいとは言え、関節の動きは安定しているので、特に心配はない

 

という診断でした。頭はちょっとゆるいかも、ですが…。

しか〜し、

 

痛い…

 

のであります。

ピアノを弾いていると気になります。

 

そこで推奨されたのがこのテープ。

酒井先生いわく

 

手指の関節をサポートするキネシオロジーテープで良い製品はないか、と世界中を探し回り、北欧へも行きました。そうして見つけたのがこのテープ。日本製です。灯台もと暗し、でしたね!

 

使いやすいサイズに自分でカットします。

 

ドラッグストアで売っているテーピング用テープよりもソフトで、伸縮性も抜群です。粘着力がびっくりするほど強く、関節に巻いて動かしていても、ゆるゆるになることはありません。それよりも、事後に剥がす時に苦労するぐらいです。

 

こんなふうに、少しのばしながら巻きつけるだけです。

 

こうしたテープは一方向にしか伸びません。

方向を間違えないように、自分の用途に合ったサイズにカットします。

それを患部に巻くだけ。少し伸ばしながら巻きつけると、支えが強めになります。

どの程度の幅のテープをどう使うと効果的かは、試行錯誤しながら自分で探します。

 

気に入りました。愛用しています。

巻くだけ、というのも簡単。超ラクチン。

 

同じような症状でお困りの方、試してみてはいかがですか?

もし診察をお望みなら、病院情報はこちらです。

 

http://www.sakai-seikei.com

 

 

 

パラフィンで暖めるのも気持ちいいです。

 

 

 

 

 

 

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