ご心配おかけしました

  • 2019.08.27 Tuesday
  • 08:00

 

 

ご無沙汰しておりましたが、

めでたく復活しました。今、自宅です。

 

と、突然書いても、何のことか不明ですね…。

 

先月末より都内の某病院に入院、長時間に及ぶ大きな手術を体験、

ついでにICU(集中治療室)とHCU(高度治療室)にも入り、

身体中たくさんの管につながれる不自由さも味わってきました。

 

手術直後.jpg

手術後のドヤ顔

 

点滴後.jpg

点滴の後は生々しく…

 

* * * * *

 

実は今年初めより、体調が不安定でした。

具体的には血圧。

家系的にも高血圧の傾向なのですが、

コントロールがままならなくなりました。

 

それでも富士急ハイランドの絶叫マシーンをエンジョイしていましたが、

今考えると、危なかったかも。。。

 

ドドンパ.jpg

最高の気分!

 

ちょうどその頃、胸郭内に胸腺膿瘍(検査結果は良性)が見つかったり、

高齢となった独居叔母の介護問題が持ち上がったり、

などなど、かなりストレスの多い日々を送っていたので、

そのせいなのかもなあ、と思っていました。

 

ゴミ部屋.jpg

叔母の家。もう自分では片付けられなくなっていました…

 

胸腺に関しては、この年齢になっても残っていること自体が不自然で、

状況によっては筋無力症を引き起こすこともあるのだそうです。

(今回の手術でついでに摘出してしまったので、ひと安心!)

 

 

そんなある日、いつになく激昂してしまうような出来事も重なり、

 

大学の保健室に駆け込んで横にならせてもらう

 

などという、小学校以来無縁だった経験までしました。

 

 

母方の血縁、それも男系には心臓疾患で若くして急逝した人が何人かいます。

祖父がそうでしたし、叔父も、就寝中に心筋梗塞で亡くなりました。

 

そんなわけで、血圧以外の自覚症状はなかったものの

(血圧自体も「測れば高い」という程度で、特に苦しいわけではありません)

精密検査をすることにしました。

 

そしたら、何と、見つかったのですな、これが。

 

大動脈弁閉鎖不全症

 

というやつでした。

心臓の弁のひとつである大動脈弁が閉まりきらず、

約50%の血液が逆流している、というのです!

すでに書いたとおり、

 

苦しい、痛い、息切れする

 

といった自覚症状は皆無でした。

それどころか、ふだんから

 

身体は鍛えるべし

 

と思って、

体幹の強化をはじめ、基礎体力に関するトレーニングは、

結構地道に継続していたのです。

 

東京マラソン、出たいなあ

 

などとほんの少しだけ夢見て

ナイキの大迫モデルのランニングシューズをゲット、

走る真似も始めていました。

(2010年にはランナー抽選にははずれましたが、ボランティアは経験済みですっ)

 

その時に配られたウィンドブレーカー、まだ捨てられずに持ってます

 

真似、とはいってもプロのトレーナーの指導つきですから

それなりに

 

正しい走り方

 

を教わってのジョギングでした。

 

20150313_152435.jpg

見よ、この鍛えられたふくらはぎを!

 

確かに、正しいトレーニングを重ねると体幹が安定して、

 

ピアノを弾くのも楽になったぞ〜

 

と実感していたのです。

 

それはさておき、この大動脈弁閉鎖不全症ですが、

自覚症状はなかなか出ないのだそうです。

動悸、息切れ、といった心不全につながる症状が出現してからでは

手術をしても予後はあまり良くない、とのこと。

 

余興に富士山にでも登って山頂近くで心不全をおこしたら

大騒ぎになることころでした。

あんなに混んでいる山に登る気にはなりませんが、

スカイダイビング、スキューバダイビング、遊園地の絶叫マシーンは

大好きな性分ですからね。

 

残すはバンジージャンプだな!

 

と思っていた矢先でしたので…。

 

* * * * *

 

問題は

 

今年10月19日に予定していたソロリサイタル

 

をどうするかです。

会場費はすでに支払ってありますし、

宣伝用のチラシはすでに印刷完了。

頒布用の2万枚が山積みになっています。

毎回約千通ぐらい準備するDMもカヤニカままが封筒詰めしてくれ、

あとは発送するだけ、まで準備完了。

 

DM1.jpg DM2.jpg

内容物を仕分けして、              封筒に詰めていきます。

 

次のステップは

 

音楽雑誌への広告掲載にゴーサインを出すか

 

でした。

 

一般への告知をスタートするか、の判断です。

これと同時にプレイガイドなどでのチケット販売もスタートしますので、

誰でもチケットを入手できることになります。

後戻りはできません。

 

悩みました。

血圧はともかく、心臓に関する深刻な自覚症状はないので

 

今すぐ手術すべきだ

 

という切迫感がありません。

ここまで準備を進めたセルフメイドの自主リサイタル。

今やめてしまっては、負債しか残りません。

 

リサイタルをやって、それから手術

 

という選択肢も、理論上は存在します。

でも、

 

それまでに何かあったら…

 

と思うと不安ですし、全力投球できません。

 

それに、大学での仕事にも支障が生じます。

これから何年もお世話になる大学なら恩返しができても、

今年いっぱいで定年となる「最後のお勤め」ですし…。

 

リサイタルまでに回復する、という目算で手術してしまう

 

というのは、リスクが高すぎます。

すべてが無事に終わる保証はありません。

何らかの合併症が発生する危険はそれなりにあります。

また、術後の痛みがどの程度かも、やってみないとわかりません。

胸を胸骨もろとも縦にバッサリ切るわけですのでね…。

 

アマチュアの発表会ならともかく、まがりなりにもプロが

それなりの値段のチケットを買っていただいて行うコンサートですから、

 

「病み上がりでしたが、がんばりました」

 

とは口が裂けても言いたくありません。

やるならば、万全の状態で臨みたい。

 

最悪のパターンは

 

チケットも売ってしまったのにコンサートが遂行できなくなり、

払い戻しを行う

 

という事態。

手間、負債とも最大となり、とても背負いきれません。

それこそ心臓に悪い結果となります。

 

最終的に下した判断は

 

中止

 

です。

 

延期

 

ととらえていただいても構いません。

まだ大々的に宣伝はしていませんでしたが、

すでにこっそりお伝えしてしまった方々には、申し訳ない結果となりました。

伏してお詫び申し上げます。

 

ほんとうに申しわけありません。

次の回がありましたら、その時に応援していただければ嬉しいです。

 

廃棄物.jpg

夢の跡…。涙をのんで廃棄しました。カヤニカまま、ごめんなさい!

 

* * * * *

 

手術は8月1日でした。

朝8時過ぎからオペ室行きの準備が始まりました。

私自身は全身麻酔で

 

目覚めたら終わってた

 

というお気楽な状況。

でも正気に戻ったのは集中治療室の中でした。

首も、腕も、腹部も、身体のまわりは管ばっかり。

いったい何本の管につながれていたのでしょうね。

10本まではいかなかったと思います。

 

胸には縦に20センチ超えの刀傷が残っています。

(画像は出しません。あしからず)

 

1)心臓を露出して、(わっ)

2)人工心肺につないで、(う〜む)

3)一旦止めて(えっ?)

4)人工弁を縫いつけて(ううう…)

5)心臓を再起動して(たのむぞっ)

6)あとは骨をボンドでつけて、皮膚を縫って一丁上がり(!)

 

という手術。

 

準備も含めて8時間ぐらいかかるかも

 

と予告されていましたが、

思ったより早く、7時間程度で終わりました。

輸血も必要なかったとのことで、めでたし、めでたし。

輸血は常に感染症の危険を伴い、結構なくせ者ですからね。

 

あとで知ったのですが、カヤニカままは氏神様に祈願をしてくれていました。

 

絵馬.jpg

ありがとう! 神さまは願いを聞き届けて下さいましたぞ。

 

なお本題からは逸れますが、下の絵馬はすぐ隣にあったものです。

こいつ、高校、受かったのかな…

 

番外絵馬モザイク.jpg

拙宅では妙にウケてました。

 

新しく縫いつけられた弁はウシの組織で作られた、という生体弁です。

機械弁にすると永久にへたれないかわりに、

死ぬまでワーファリンという薬を飲み続けなければなりません。

血液をサラサラの状態に保たなければならないからです。

 

生体弁の場合は、ワーファリン服用は当初だけで

あとは普通に暮らせるのだそうです。

 

人工弁.jpg

こんなのが(右側の生体弁)私の心臓の中で動いているのです。牛よ、よろしく〜。

 

ただし今までの生体弁の耐久年数は10〜15年とのこと。

これだと私の場合は

 

さらに老齢になっての再手術

 

という可能性が否定できません。

今回こそカヤニカままが寄りそってくれましたが、

次回どうなっているかは、神のみぞ知る…。

 

それでも私の心臓に縫いつけられたのは、新しいタイプの製品なのだそうで

耐用年数は20年程度とのこと。

ただ、本当にそこまで持つかどうかは、未知数です。

この弁をそこまで使った、というデータはまだ存在しないのですから。

 

あとは医学の進歩を信じるのみです。

20年後には開胸することなく、

血管内、胸腔内で処置できる術式が編み出されているかも知れません。

 

しばらくは毎朝これだけの薬を服用しなければなりません。

 

薬.jpg

 

塩分のコントロールもかなりシビアです。

もともと料理好きのカヤニカままが、毎回腕を振るってくれます。

でも、これからの秋の味覚の数々には誘惑されそうだなあ…。

 

 

何はともあれ、8月1日が私の第二の誕生日となりました。

獅子座ですな。

獅子座生まれのみなさま、仲良くして下さい。どうぞよろしく!

 

 

 

コメント
お疲れ様でした。
無事手術終了、第2誕生日おめでとうございます。
ハラハラして読みましたよ。人事ではなく自分も気をつけないと・・・・・
お大事に!!
  • 野田一郎
  • 2019/08/27 6:01 PM
こんなことになるとは、まったく予想していませんでした。人生、いろいろあるものですなあ。そして人生、なかなか思い通りにならないものだ、ということがよくわかりました。
  • かやにかパパ
  • 2019/08/27 8:39 PM
退院おめでとうございます。
いろんな事も含め、春から大変でしたね。
魅力的なふくらはぎの復活は今少し後にして、しばらくはゆっくりと回復に向かわれ、新しい牛さん由来の弁に慣れて下さいね。
また秋にお元気なお顔を拝見できるのを楽しみにしております(^^)v。
  • arara
  • 2019/08/29 8:41 AM
>araraさま
今年は「あたり年」というか「はずれ年」というか、波瀾万丈の日々が続いています。10月7日に会いに行きます! その時を楽しみに。
  • かやにかパパ
  • 2019/08/29 8:55 PM
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