だまされた!
- 2015.08.11 Tuesday
- 22:23
例年にない猛暑です。
2020年、オリンピックの年もこんなに暑くなるのでしょうか…。
高校野球の球児たちはあっぱれです。
暑いときに美味しいのは、何と言っても生ビール!
んぐぐぐぐ、と飲んでプハ〜ッと叫ぶ。
最高です〜。
でも、ここまで暑いと、生ビールを飲みに外出するのさえ、おっくう。
冷蔵庫から出した缶ビールも悪くはないのですが、
やはり生ビールとは味わいが違います。
ジョッキで飲む生ビールよりも缶ビールの方がおいしい
という人には、まだ出会ったことがありません。
瓶ビールもそこそこ。生ビールの敵ではありません。
そこでかやにかパパは考えました。
生ビールの魅力は、何と言ってもあのクリーミーな泡。
これを何とか自宅でも作れないか?
調べると、家庭用ビアサーバーなんたら、など各社から各種出ているようです。
世の中、みな同じことを考えているのですね。
先日たまたま東急○ンズに行く機会があったので、
ついでにビアサーバーのコーナーをチェックしてみました。
ある、ある、ある〜。種類も値段もさまざまです。
その中でもタカラトミーの製品に目がとまり、
玩具では大手の会社だし、いいかも。
と早速1個お買い上げ。
飲み物との直接の接触がないので、洗う手間も不要です。
売り場で放映していたDVDデモンストレーションも決め手になりました。
喜び勇んで帰宅し、早速実験。
しか〜し…
ぜんせん思うような泡ができません。
超音波で飲み物内に含まれている炭酸を刺激して泡立たせる方式です。
グラスが厚いとダメ、とか、器具を当てる角度によって結果が変わる、
といった説明を信じていろいろ試してみたのですが、ぜ〜んぜん、ダメ。
泡がまったく出ないわけではないのですが、とうていデモビデオのようにはなりません。
初期不良の故障なのかなあ…
とも思いました。
でも、そんな感じでもない。
ヘンですね。チェックしましょ。
そこで某大手通販のサイトでクチコミをチェックしてみると、なんと
──だまされた。金返せ。
──大手玩具会社の名前を信じて買ったのにこりゃなんだ。
──これほどのものを売る、てのは詐欺行為に近い。
──あのデモビデオはあり得ない。
──Made in C…とあるから、こりゃ泣き寝入りですかね。
などなど、罵詈雑言のオンパレードです。
知ってたら買わなかったのに…。
買った私がバカでした。
一時はあきらめたのですが、それでも、何ともくやしい。
うまいビールが飲みたい。
で、もうひとつ別の製品を試してみることにしました。
カヤニカままは
あんた、懲りないねえ。バカじゃね?
とぼやいていましたが、自分の財布で買うのです。自己責任。
今度はクチコミを念入りにチェックして、アマ○ンで買いました。
それが、これ。
日本炭酸瓦斯株式会社の《泡マスター》です。
今度のは炭酸ガスのバルブを内蔵していて、それを注入する方式です。
製造会社がその専門ですものね。
ガスを使うものは据え置き型に多いのですが、
据え置きタイプは使用後の清掃がめんどうらしい。
せっかくビールでいい気持ちになったのに、寝る前に洗わないとベトベトになって使えなくなる。せっかくの酔いが醒める。
というコメントに「さもありなん」とうなずいたかやにかパパ。
ストローみたいな注入棒を使うタイプにしました。
これならこのストローを洗うだけでOK。
さて、結果は以下の写真をご覧下さい。
泡、出たぞ〜。すばらしい!
器具の横の黄色いボタンを押すと
プシュッ
と炭酸ガスがワンショット放出されます。
これをビールの中で放出すると、泡がアワアワアワっと増えます。
感激っ!
空のコップにゆっくり泡立てないようにビールを注ぎます。半分ちょっと。
シュッとガスが入るとその瞬間にボワボワッと泡がでてきます!
ほら、すごいでしょ。
泡の味、なかなかです。
かなりクリーミー。
見た目と、泡自体の味わいは生ビールにかなり近いです。
大成功! と喜びたいのは山々ですが、ひとつだけ悔しいところが…。
こうして無理やり泡を作ると、もともとビールに含まれていた炭酸分が消費されてしまい、飲み物自体はちょっと気が抜けた味わいに…。
う〜む。
やっぱり外に行かなければうまい生ビールな飲めないのかなあ。
考えてみればそうですよね。
スーパーで百円ちょいで売っている発泡酒を泡立てて、
飲食店で提供される本物の生ビールに勝とう、というのが、そもそもさもしい考えなのかも。
みなさま、暑さに負けず、ご活躍下さい。