これって、あり?
- 2016.04.30 Saturday
- 22:11
以下の記事に関しては5月2日夕刻に解決しました。それをふまえてお読み下さい。
なお、超過請求への対応は、今後を見守っていきたいと思います。
『新版モーツァルト演奏法と解釈』が出荷可能となりました!
「買ってくださ〜い」と叫ぶ小太郎
本当にすばらしい内容の本です!
私が手がけたから、といったせこい考えからではなく、心からお薦めします。
これからの数十年、モーツァルトの演奏に関する参考書として
不動の頂点を占めるに違いありません。
素性に関しては今年2月のブログをご参照下さい。
見本のチェックも無事終わって充分な数が刷り上がり、
あとは売るだけだ〜 売って、売って、売りまくるぞ〜
と興奮しているその時、大きな問題が生じました。
Amazonのことです。
Amazonはとても便利なサイトです。
私も常日頃からお世話になっています。
店舗に出向く時間と交通費のことを考えたら、
「これが欲しい」と決まっている場合には
Amazonで買うのが定番です。
物によってはかなりリーゾナブルですし、すぐ届く。
モーツァルトの本に関しては刊行前からAmazonに掲載されていました。
入荷したらいち早く配送される「プロモーション価格」がつけられており、¥12,960。
先行予約のためのシステムです。
かなり高めの設定ですが詳細へのリンクが準備されており、そこをクリックすると
正規の価格が決定した場合にはその価格で提供する
といった内容の説明文を読むことができました。
その後本の販売価格は税込¥7,884(本体価格¥7,300)に決まりました。
出版社としては「厳しいけれど、少しでも読者が増えるように」と考え、
思い切った設定にしたのだそうです。
Amazonによるプロモーション価格とは¥5,000超の差があります。
この正規価格は出版社からAmazonに対し、すでに今から3週間前に通達されているとのこと。
本来ならば在庫が潤沢に準備できた今、
正しい値段での注文を受けつけてくれるはずだったのです。
しかし、本日(4月30日現在)の状況で、Amazonの価格は¥12,960のままです。
そればかりか、以前はあった「プロモーション価格」という表示が消え、
詳細へのリンクも消滅しています。
誰もが「この本はこの値段なのだ」と信じるしかありません。
これではとても「Amazonで買って下さい」とは紹介できません。
これで話が終わりではありません。
その本を、私の知人が注文してくれたのですが、
そしたら何と!!!
定価より¥5,000円高い¥12,960を請求されたそうです。
これって、ありですか?
詐欺っぽくありませんか?
犯罪に近い商取引なのではありませんか?
Amazonは少しでも安く商品を仕入れるために、
中小の納入業者に対してはかなり強引なこともやっているそうな。
いわく、嫌がらせ。
不当な圧力をかけて値引きを導こうとするのだそうです。
そりゃそうでしょう。仕入れ値が安くなればAmazonの利益は増えます。
嫌がらせの手法に関する話はポツポツ耳にしていますが、ここに書くのは控えましょう。
今のところ「伝え聞き」でしかない情報です。
Amazonが認めるわけもありません。
しかし、購入者の不利益になるような行為は論外です。
これからの展開を注視しています。
社会問題となる芽もありそうに感じます。
Amazonの怠慢なのか、それとも傲慢なのか?
最後になりましたが、私の所からも出荷できます。
お値段は税込みで¥7,000です。
邪魔でなければサインもいたします(原著者ではなく、私のサインです)。
なお、サイン入りの本は古書店に売り飛ばすときに値が下がる可能性がありますのでご注意を!
着払いのクロネコ宅急便を利用しますので、ご負担いただく総額は通常価格と同じか、
場合によっては高くついてしまうかも知れません。(代引きではなく、単なる着払いです。
商品の支払い方法に関しては本に同梱します。)時間指定がある場合はお知らせ下さい。
これで構わないようでしたら、ご一報下さい。
imai■atwien.comがメールアドレスです。■を@に置き換えてご使用下さいませ。