ビリ
- 2017.07.26 Wednesday
- 15:24
わが家にワンコが3匹いることに気づいておられる方も多いでしょう。
このブログにもときおり登場しますし、
私のつれあい、カヤニカままのブログは「ワンコのブログ」としてもファンに愛されています。
私のオフィシャルサイトにあるカヤニカまま発案の「ワンコのごはんレシピ」もなかなかのもの。
3匹の名前は
カーヤ(通称カヤ)♂
オニカ(通称ニカ)♀
小太郎(通称コタ)♂
コタはニカの実の息子です。
カーヤは血つながりの父親ではありませんが、育ての親。
子供好きなパパと、大雑把な性格のママに育てられた小太郎は
いつもやりたい放題、天真爛漫なよい子です。
10年前、生まれたばかりの小太郎をあやすカーヤ
いわゆる「多頭飼い」はこのワンコたちではじめて経験しましたが、
それぞれの性格が違うのを見ていると、とってもおもしろいです。
たまにおもちゃの取り合いで喧嘩になりますが、基本的にはみ〜んな、仲良し。
ふだんは、最初にわが家に来た年長犬のカーヤが群れを仕切っています。
若い頃はニカがにらみをきかせていましたが、今となっては体力・気力ともに不足気味。
コタは神出鬼没でかなりの運動量。腰が軽いです。
ところで、わが家のワンコ、ミニチュア・ピンシャーのように見えますよね。
でも、違います(キッパリ)。
《プラシュスキー・クリサジーク》というチェコ産の希少犬なのです。
超小型犬で、うちのは3頭合わせても体重5キロぐらい。
3匹まとめて抱けます
犬種名を日本語に訳すと《プラハのねずみ獲り犬》となります。
1998年に初めて最初の2頭が日本に来ました。
詳しいことはこちらのサイトに掲載されています。
ペットショップでは売っていませんし、日本にいる頭数もおそらくまだ3桁。
ふふふふ〜、そのうちの3頭がわが家にいる、ってすごいことなんだなあ!
岐阜で生まれたカーヤがわが家に来たのは、2004年のことでした。
翌年ニカが家族に加わり、3年後にはコタが生まれました。
そしてみな、今では10歳を越えたシニア犬になりました。
一番若いコタでさえ、人間の年齢に換算すると私と同じぐらい。
みな見た目は元気そうですが、やはり若い頃とは違います。
これからが大変になるのかなあ(ボソッ)…。
ところで、わが家の人と犬とのパワーバランスは以下の通り。
カヤニカまま
(ゆるぎなき定位置:トップの座)
カヤ ニカ コタ
(状況によって順不同)
かやにかパパ
(ゆるぎなき最下位)
カヤニカままがワンコに接する時の誠実さと愛情は正真正銘のホンモノで、
ワンコたちもこれは感じています。
だからいつでも「ママ命」は当たり前で、ママを見あげる時は目の輝きが違います。
それは受け入れるとしても、私はイヌ以下か〜!?
残念ながら、そうなのです。
これはもうくつがえらないと思われます。
ワンコたちがまだ起きているときに私が仕事から帰ってくると
ワンワン、ワワ〜〜ン
と「お前、何者だっ、何しに来たんだっ!」とばかりに吠えられます。
普通だと「パパ、お帰り〜」と喜んでくれるはずなのですがねえ…。
ワンコたちがすでに寝てから私が帰宅すると
3匹ともそれぞれのケージの中で微動だにせず、完璧に気配を消します。
やっぱり「パパ、お帰り〜」は、なし。
毛布越しに「いないんや。ほっといてんか」というオーラが感じられます。
夫婦で言い争いをするとたいへんです。
カヤニカコタはママの味方ですからね。
すっごい吠え方…。私は孤立奮闘、為すすべがありません。
ママに手をかける真似をすると、
コタが捨て身でむしゃぶりついて噛もうとします。
「ママにさわるなっ、いじめるなっ」というのでしょうね。
でも、敵対しているのではありませんよ。
就寝時に人間の布団に入れることは厳禁にしていますが、
お昼寝は特別です。ほら、仲いいでしょ?
それとも、私は単なるマットレスがわりか?
胸の上がカーヤ、腕枕のニカ、正座のコタ
カヤニカコタはお散歩が嫌いです。
銀座のホコ天でまわりの人に「かわいぃ〜」と言ってもらえるような散歩は好きですが、
近所の雑踏を歩くのは大っ嫌い。自転車とかアブナイですしね。
トイレはすべて家の中で完結するように躾けました。
みな所定の場所で用を済ませてくれます。小さいから量も限られています。
これって、とても楽です。外出していても
「ああ、みんな今頃オシッコ我慢してるんだろうなあ」
って心配しなくても良いですからね。
散歩しないかわり、朝はリビングでボール投げ遊びをして運動します。
家の中での運動だから、3匹とも足の肉球はふわつる。
さわると気持ちええ〜。
ニカのプクプク肉球。やわらかいです!
カーヤは一番落ち着いたまとめ役。世渡りがうまいです。
ルックスもピカイチ。ポーズもとれるしカメラ目線が得意です。
だから、外出時はいつも一番人気なのだ。
年長犬のカーヤ
ニカはビビリさん。でも気は強いです。
クルックルックルッとハイスピードで回り続ける喜びのダンスが絶品。
胃の弱いのがかわいそうですが、腸は絶好調。
下痢・軟便とも生まれてこのかたほとんど経験してません。
ワタクチ、オニカでございます
コタは比類無き舐め上手。手などをやさしく一心不乱に舐めてくれます。
3匹の中では一番感情表現が豊かで、辞書には「遠慮」という言葉がありません。
ウンチした後に「紙でお尻ふいてくだちゃい」と遠慮がちにアピールするのが
とてつもなくかわゆいです!
小太郎も手のひらに座れます。 お尻ふいて〜、のポーズ
犬自慢、始めたら切りがありませんね。
どの飼い主も「うちの犬が一番かわいい」と思っているはず。
わが家もそうです。
これからもずっと元気に幸せを分けて欲しいです!
この子たちがいるうちは、夫婦揃っての海外旅行は無理そうです。
そんなわけで、いつも車で国内のお出かけを楽しんでいます。