奇跡は起こった!
- 2017.11.20 Monday
- 17:30
秋も深まってきました。
職場のキャンパスの銀杏もこんなに色づきました。
毎年の事ながら、思わず写真を撮らずにはいられなくなります。
夏はこんな感じでしたよ。
昨年3月のブログで、原因不明の難病と闘っているK君との出会いを綴りました。
筋痛性脳脊髄炎という、原因も治療法もわからない、脳内の血流に関連する病気です。
K君の場合は左脳への極端な血流量減少で脳の活動が低下し、
やろうとしてもできないことがたくさん生じていました。
それから1年半。
ふと思いたって、K君にメールしました。
その後、つつがなく過ごしてますか?
がんばれてますか?
今年は何かいいこと、ありましたか?
翌日に返信がありました。なんと!──
いろいろな治療を続けたところ、脳機能が劇的に回復し、
7月から少しずつ働けるようになりました。
K君の実家は北海道ですが、
大阪で部屋を借りることができ、やっと自分の住所が得られました。
本当に奇跡的な回復だと思っています!
両親は号泣でした。
働けていることを報告するたび、本当に喜んでくれます。
同じような状況にある方の力に少しでもなれれば、というK君たっての希望もあり、
彼のケースをここに紹介します。
「転倒や交通事故などで頭部を打撲して以来、原因不明の機能低下から抜け出せないでいる」
という方には参考になるかも知れません。
K君はNASAで開発されたセンサー機器を使った根本治療、水素生成器による水素治療(水素風呂、水素足湯)、「氣」に注目して身体の感受性を高める内観共振法などさまざまなことを試していましたが、その中で決定的だったのが《バイタルリアクトセラピー》でした。まだまだ体調に波はあるものの
毎日、身支度して外出することも困難だった状態から、
現在、週4〜5回の仕事を続けることができています。
というところまで回復したそうです。
以下にK君からのメッセージをまとめました。
―――――――
バイタルリアクトセラピーは、機器を利用して脳に行うセラピーですが、
ある日の治療中、フラッシュバックのようにひとつの記憶がよみがえりました。
それは14歳、中学の部活でバドミントンをしていた時、顧問から体罰を受けたことでした。
ラケットのグリップ部分で右の前頭部を殴られたのです。
それが原因となって脳内の血流のバランスが崩れてしまったと想像されます。
今井さんはパンチドランカーという概念をご存知でしょうか?
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/パンチドランカー
ボクサーが試合中に殴られたことを覚えていないように、
私も顧問にラケットで強打されたにもかかわらず、
脳が受けた衝撃によって、殴られたことさえ記憶にありませんでした。
しかしその殴打によって頭蓋骨、脳および頚椎がダメージを受け、骨格が歪みました。
歪んだ骨格に神経や血流が圧迫され、実際に発症する20歳8ヶ月まで、
約6年かけてジワジワと脳神経の伝達機能が低下し、脳血流量も低下し、
最終的に脳機能そのものに障害が生じたことが明らかになりました。
私が負っていたのは、外傷による脳機能障害だったのです。
バイタルリアクトセラピーによって骨格の歪みで圧迫されていた神経と血流が解放され、
当時の記憶を取り戻すことができたのだと思っています。
その上で活性酸素を除去する水素入浴と、氣の巡りをよくする内観共振法によって
血流をほぼ正常に維持することができるようになり、ようやくここまで回復できました。
このセラピーに関しては、こんな本が出版されています。
山崎雅文『確かな結果が出せるバイタルリアクトセラピー つらい痛み・病気の改善』(現代書林、2010年)
今までたくさんの医師が私の病気に関わってくれました。
しかし、それらは前向きの「治療」ではありませんでした。
目に見える症状を頼りに病名を捜しても見つからず、安直に精神疾患として分類したり、
◯◯難病、◯◯症候群という病名をつけて終わっていたのです。
同じような状況に苦しんでる方が、世の中には少なからずおられると思います。
私にとってはバイタルリアクトセラピーによる治療が限りなく有効でした。
このセラピーを試してみたい方からのご要望があれば、
私の体験をもっと詳しくお伝えし、少しでも力になることができればと思います。
今井さんのオフィシャルサイト経由でご連絡ください。
脳機能障害に限らず、骨格の歪みに由来する弊害は思わぬところに生じます。
「自分には関係ない」とやり過ごしてしまわず、どなたにも経験していただきたいです。
かく言う私でさえ、当初は「自分には無関係の治療法だ」と思っていたぐらいですから…。
―――――――
微力ながら私もお手伝いできればと思います。
ご連絡くださればK君へ転送します。
おなじセラピーでも、施術者によっていろいろ差があるらしいですよ。