楽譜ができた!

  • 2016.10.13 Thursday
  • 20:06

 

 

Facebookではすでに告知しましたが、

シューベルトの校訂楽譜が全音楽譜出版社より発売されました。

嬉しいです!

 

PA090008.jpg

 

シューベルト作曲の《グラーツ幻想曲》というピアノソロのための作品です。

そんなに難しくない、というか、そこそこ難しい、というか、そんなレベルです。

小中学生には厳しいかも知れません。

録音はこちら。私自身の演奏です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=B1yQBsIBWKo

 

贋作だ、という説もありますが、私はシューベルトの作品だと思います。

作品の詳細や由来は楽譜の前書きにまとめておきましたが、

ここでもかいつまんでご紹介しておきましょう。

 

この作品はシューベルト自身の筆跡ではない手書きの楽譜として、

シューベルトと親交のあった音楽家の遺品の中から1960年代に発見されました。

その発見場所がグラーツという、ウィーンの南に位置する地方都市だったので

《グラーツ幻想曲》という名前がつけられたのです。

だから、本来は風光明媚でのんびりしたグラーツの風景や

シューベルトのグラーツに対する思い入れが作品に託されているわけではありません。

 

この作品が正真正銘シューベルトの作品である、という確たる証拠が不足しているため、

 

「これがシューベルトの作品だなんて、まったく笑止千万」

 

という意見がある一方、

 

「シューベルト以外の誰にこれほど高度な芸術作品を創作できるというのか」

 

という擁護説も声高に発表されています。

 

私は──シューベルトの作品だと思っています。

そうに違いない、とひしひし感じます。

それを信じて練習もしたし、コンサートでも弾き、CDにも収録してしまったのですから…。

 

作品の原典資料として残っているのは唯一、上記の筆写譜のみです。

幸いにもこの資料のコピーを入手できました。

それを精読して解釈し、演奏に適した補足や指使いを加筆したのが今回発売となった楽譜です。

 

IMG_0179.jpg

これがその貴重な原典資料です。

 

楽譜はもちろん楽器店やamazonでも買えますが、ご希望の方はお知らせ下さい。

クリスマスまでの限定で

 

サイン入り、税込み、送料込みで¥1,000円ポッキリの特別価格

 

というのは安すぎる?かなあ…。

正規の値段は¥1,000+税です。

 

国内であればメール便にてお届けします。

外国の場合は送料別途です。すみません。

 

imai■atwien.comにメールを送信して下さい(■を@に置き換えてお使い下さい)。

楽譜の送付先の記載をお忘れなく!

 

 

 

 

さりげなき脇役たち

  • 2016.09.29 Thursday
  • 06:27

 

 

 

私の音楽活動のひとつに

 

公開講座

 

という企画があります。

 

tottori2.jpg

 

 

テーマを決めて、ペラペラと蘊蓄を語るのです。

受講して下さるのは、おおむねピアノの先生方。

楽譜に関して、奏法に関して、また作曲家に関してなど、

その内容は多岐にわたります。

ま、学校の授業のようなものですね。

ただ、受講料を頂戴しますので、手を抜くわけにはいきません。

(もちろん大学での授業も、手を抜くことはありませんっ←キッパリ)

 

勉強になった

受講して良かった

 

と感じていただき、願わくはレピーターになっていただきたいのです。

そのために

 

よりわかりやすく

 

というポイントをとても大切にしています。

 

私がこうした公開講座で使用する備品は、基本的に次のものとなります。

 

・ピアノ(そりゃそうですよね。ピアニストですから)

・プロジェクター(持参することもあります)

・スクリーン(携帯できるものを持っています)

・パソコン(これは自分で持ち込みます)

・ホワイトボード(自分の車に積めるサイズのがあります)

 

ホワイトボード.jpg

結構かさばるものの、車で運べます。

 

頒布資料も準備しますが、基本はパソコンを利用したプレゼンテーションです。

よく耳にする

 

スライドショー

 

というもの。

これを利用するようになってから、話が伝わりやすくなったように思います。

 

でも、スライドショーの導入当時はそうではありませんでした。

せっかくスライドを見ていただいても、すっきりしない…。

 

その原因に気づかせてくれたのが、この本でした。

テレビのニュース解説がわかりやすくて有名な池上彰氏の著作です。

 

book.jpg

 

この本を読んで、私は「これはダメ」ということを軒並みやっていたことに気づかされました。

 

しゃべることすべてを文字で見せていた

 

のです。スライドのレイアウトも稚拙でした。

おまけに、このスライド自体を資料として手渡していました。

これでは教科書を配って、それをただ朗読していたのと同じです。

参加者の目線は手許の資料に釘付けになり、

講師と受講生のコミュニケーションが盛り上がらないのは当然です。

 

これではいかん、と方式を大転換。

今ではだいぶ進化したのでは、と思うのですが…。

何をどうしたかを知りたい方は、ぜひこの本をお読み下さい。

 

パソコンを駆使したプレゼンテーションをより円滑に進めるために、

いろいろな便利グッズを使っています。

今回はそれをご紹介しましょう。

 

まずはこれ。

これでパソコンに触れることなくスライドショーのページを進めます。

指示棒につけてもよし、あるいは指にリングのように装着することもできます。

 

パワポスイッチ.jpg

チップをパソコンに挿すとワイファイでつながります。(コクヨ製)

 

指示棒1.jpg

指示棒のグリップにつけてみました。

 

無線(ブルートゥース)接続のフットスイッチも使っています。

エアターンという製品で、もともとはiPadなどのタブレットで楽譜を見ながら演奏する際の

譜めくりグッズですが、プレゼンテーションソフトにも有効です。

これを使うと演奏しながらでもスライドを進めることができます。

 

airturn1.jpg airturn2.jpg

 

指示棒が届かない場合に使用するポインターはこれ。

赤いレーザー光線が照射されます。

一番安価で単純なやつですが、役立っています。

 

ポインタ.jpg

 

スクリーンは携帯式。グランドピアノの上にちょうど乗っかります。

 

homeseminar2.jpg

自宅での講座です。なぜ首からSuicaのカードをぶらさげているかは謎です。わけわからん…。

 

スクリーン2.jpg スクリーンケース.jpg

こんなにコンパクトになります。肩からかけられるキャリングケースつき。(EPSON製)

 

会場にホワイトボードがあっても、肝心の筆記用具がヒカヒカに乾いていることは日常茶飯事。

それに私は細字のマーカーが嫌いなので、自前のマーカーを常備しています。

 

マーカー.jpg

 

プロジェクターも持って行くことが多いです。ついでにパソコンとの接続ケーブルも。

30mのケーブルをネットショッピングで買いました。これがあると安心です。

 

プロジェクター.jpg ケーブル.jpg

プロジェクターは見た目より軽いです。

ケーブルについている白いアダプターは何よりも大切。これがないとパソコンにつなげられません。

 

これは一般に「防犯カメラ」として提供されているものです。

ペダル講座の時に、足の動きをリアルタイムでお見せするために使います。

映像はそれほど鮮明ではありませんが、これで充分間に合います。

 

camera2.jpg

右の小太郎は講座用の備品ではありません。

 

ビデオカメラも使えそうに思うでしょう。でもこれがNGなのです。

最近のビデオカメラはすべてデジタル方式で、

「映像のデジタル変換」というプロセスが必要なのです。

映像がモニタ画面に映るまでにちょっとしたタイムラグがあり、

これがペダリングのチェックにはとても邪魔。使えません。

昔のアナログビデオカメラは大丈夫なのですが、今ではほとんど見かけなくなりました。

 

yamahaseminar1.jpg

右のスクリーンで足の動きがリアルタイムでチェックできます。

 

ラジカセは簡易スピーカーとして使えます。

パソコン本体に内蔵されているスピーカーは、さすがに講座の会場には小さすぎますからね。

 

ラジカセ.jpg

 

こんなマイクも持っていますが、私の声はけっこう響くので、

数十人までの受講生であれば、肉声で充分なようです。

演奏しながらしゃべれるので便利です。

 

microphone.jpg

 

だいたいこんなところでしょうか…。

 

ピアノのない、会議室のようなところでも開催できるように、

運べるタイプの電子ピアノも持っています。

 

seminar1.jpg

後方に置いてあるのが専用ケース。クロネコに頼むと運搬も簡単。費用も安いです。

 

会場の備品を事前にチェックして、足りないものを持参するのですが、

場合によっては、結構な量の荷物になってしまいます。

出発前と講座の撤収時には忘れ物のチェックが欠かせません。

 

便利ではあるものの、このように電子機器に頼りきった企画で一番怖いのは

 

機材の故障

 

です。

こればかりは運を天に任せるしかありませ〜ん。

普段の行いが大切なのでしょうなあ…。

 

そこが、一番の問題ですね!

 

 

 

 

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奮闘中

  • 2016.08.30 Tuesday
  • 09:14

 

 

意を決し、この夏休みに始めたことがあります。

いわく、断捨離

ものを捨てて身軽になろう、という人生の大イベントです。

でも、これがむずかしい…。

 

還暦になったらやらなきゃね

 

と、カヤニカまま(私のつれあい)と約束していたものの、

いつも何だかんだと理由をつけて先送りしていました。

これでは永久にらちがあきません。とうとう重い腰を上げることに。

 

とりあえず手をつけたのは本です。とりわけ音楽関連の本は

 

もしかしたら資料として必要になるかも知れない

 

という理由から捨てられません。

しかし、実際には使わない。

そのうち、その本の存在さえも忘れてしまいます。

それでも

 

整理してみるか…

 

と思うようになった裏には、こんなアドバイスがありました。

 

「捨てるか保存するか」の二者択一にするから、捨てられない。

「捨てる」「とりあえず保留」「とっておく」の三つに分けると、何とかなる。

 

というものです。

「判断先送り」のカテゴリーを追加するのです。これならできそう。

で、実務はどんな手順でやろうか、と数日思案したあげく、

 

屋内にある本はすべて一箇所に集めてから仕分けする

 

ということにしました。

本棚から「捨てる本」「判断保留の本」を引き抜くのでは、効率が悪い。

 

よし、この際、本棚のカテゴリー分けも更新しよう!

 

との英断に至ったのでありました。

 

整理中.jpg

まずは本を積み上げるところがスタートです。

 

というわけで、すべての本をリビングに持ってきたのですが、

これにはカヤニカままがおかんむり。

 

何考えてるのさ。掃除の邪魔だよ。

ワンコも遊べないじゃないか。

 

というわけです。ごもっとも…。

丁寧な家事を第一のモットーとしている者にとっては、耐えがたいことに違いありません。

結局整理にかかった一週間あまりの間、かやにかパパは平身低頭、

カヤニカままとはなるべく視線を合わせないようにする生活が続きました。

 

最終的にはかなりの本を廃棄できました!

持っているのを忘れて2冊買った本も、結構みつかりました。

「とりあえずの保留箱」に入れるべく仕分けした本も、

大量の廃棄本によって生じた空きスペースに並べることができ、

「この箱、邪魔」と言われる轍も踏まずにすみそうです。

 

売却.jpg

ブックオフに供出する本の山

 

どう見ても価値がなさそうな本は紐で縛って古紙回収にまわし、

見た目がしっかりした本はブックオフに引き取ってもらいました。

値段がついた本は計322冊。

 

これで何回かおいしいもの食べようね

 

と、家庭内にちょっと笑顔が戻りました。

 

レシート.jpg

結構な額になりましたよ!

 

すでに「評判の激辛麻婆豆腐@九段下」はクリア。

 

麻婆豆腐.jpg

これです。思ったより辛くありませんでした。

 

次の予定は鰻です。ふふふ。

築地でおいしいお寿司も食べたいですね。

 

この断捨離、まだ継続中です。

次のターゲットは文房具。

ダース買いした鉛筆、各所からもらってきたタダのボールペン、消えない消しゴム、

そしてさまざまな「あると便利かも」という小物、小物、小物たち…。

 

これらもまず山にして、そこから「どうしても必要なもの」を選ぶのがよさそうですね。

「あると便利かもしれない」というスグレモノの数々のためには、専用の玉手箱を準備しましょう。

引き出しからは一掃したいです。

買っても数百円の小物がほとんどですので、今回だけは

 

もったいない

 

の気持ちを押し殺し、ざっくり捨ててみたいです。

あとで後悔するかも知れませんが、

その時は新品を買う方が気持ちいいし、楽しいですからね!

時折りむらむらと頭をもたげる「購買欲」も鎮めることができますし。

 

それが終わったら、ため込んだ各種ケーブル類も何とかしなくては…。

普通の電源ケーブルはもちろん、USBケーブル、LANケーブル、アンテナケーブル…

 

ケーブル.jpg

SCSIケーブルなんてもう時代遅れ…

 

たまった写真はどうしましょう…。

とりあえず専用のボックスに投げ入れてありますが、未整理です。

 

本以上の量がある楽譜は、とりあえず無視。

 

…ああ、気が遠くなりそう。

「捨てることが快感」の境地にはまだ達していない未熟者ですが、

 

がんばろう!

 

と思っている今日この頃なのであります!

 

 

 

 

老化現象?

  • 2016.07.27 Wednesday
  • 22:25

 

 

 

職業病でしょうか、両手の小指の関節が痛みます。

でも常に痛むわけではなく、

実生活には何の支障もありません。

 

私の手のレントゲン写真です。わりと美しいかも?

 

痛みが発生するのは、まじめにしっかりピアノの練習をしたときだけです…。

だから

 

たまに練習するからそうなるのよ。鍛え方が足りない!

 

と言われても反論できません。

 

でもここ数年は「ちょっとなあ…」と感じる時もあって、

我流のテーピングでしのいでいました。

 

こんなアイテムを使っていました。

 

痛いのは第三関節──指の関節では一番弱いところです。

強いタッチ、広い音域の和音、跳躍後の着鍵など、

関節に通常曲がる方向ではなく、逆に反る力が加わった時が問題なのです。

練習を続けていると痛みが増加します。

 

こんなふうにして、関節が反らないように固定するのです。

 

実は20代、ウィーンに住んでいる時に腱鞘炎を経験しました。

ピアノの練習ではなく、知人の引っ越しの手伝いがきっかけに(テヘヘ…)。

 

大きな机を下から支えながら階段を降りていた時、

ちょっと右手首の腱をのばしたような感覚があったのです。

 

そのまま数日放置しておけば何の支障もなかったでしょうが、

その時に限って練習を休むわけにはいきませんでした。

ハンガリーで開催される国際リスト・バルトーク・ピアノコンペティションに向かって準備していたのですが、レパートリーはリストやバルトークのソナタをはじめ、手指にはきついものばかりでした。

 

本番のステージでは痛みを感じませんが、それは極限の緊張が為せる技。

実際にはかなりの無理と負担がかかっていました。

コンペではかろうじて3位になれたものの、その後の演奏は休止状態に。

練習もままなりません。

一進一退の腱鞘炎を抱え、数年にわたるブランクを余儀なくされました。

 

さまざまな治療法を試したのはもちろんです。

これが決定打、というものはなかったものの幸い徐々に回復し、

今では何の後遺症もありません。

 

最終的には「痛くならない手の使い方」を身につけることで解決しました。

「奏法を変える」というとおおごとのようですが、これが一番の近道。

心配するより、ずっと簡単ですよ!

 

リハビリを通じて覚えたこともいろいろあります。

一番大切なのは

 

これ以上無理すると危ない!

 

というリミットがわかるようになったこと。

星飛雄馬がアイドルだった時代のように

 

この苦しみに耐えてこそ、栄光を手にできるのだ!

 

という思いは21世紀となった今、幻想でしかありません。

無理を強いても、それが怪我に繋がることさえあれ、

身体の運動機能はそれほど向上しないのです。

 

痛い時、疲れた時にはまず冷やす

 

という鉄則も大切にしています。

そのために、自宅の冷凍庫にはこんなアイテムが。

 

 

紙コップに水をなみなみと入れて凍らしただけのものですが、

手や腕の冷却とマッサージに最適です。

紙コップの一番上をペリペリと剥いてソフトクリームみたいにして、

それで手や腕をこすります。

 

 

気持ちいいです。

冷えるし、マッサージ効果もある。

練習後にやっておくと、疲労の回復スピードが格段に違うことを実感できます。

 

 

だいたいピアニストって、身体が資本で体力勝負の職業なのに、

練習前のウォーミングアップや練習後のクールダウンなんて、

ほとんど気にかけないじゃないですか。

ウォーミングアップはともかく、

 

練習後のクールダウンを忘れないように

 

とアドバイスするピアノの先生には、まだお目にかかったことがありません。

この季節になると、クールダウンのメニューよりも、

冷えた生ビールのジョッキが脳裏に浮かんできますからねえ。

それがより効果的?なクールダウン!

 

でもイチローは違います。

だからあのパフォーマンスを維持できるのでしょう。

 

画像、お借りしました。

 

話を痛む小指に戻します。

 

音楽家の手の故障にくわしい整形外科の専門医、酒井直隆先生が

東京は練馬区の江古田にクリニックを開院しました。

昨年5月のことです。

酒井先生は私のウィーン時代からの知り合いで、

不調を訴える生徒の相談にのっていただいたこともたびたびです。

 

自分自身が受診したことはまだなかったのですが、

今回は重い腰をあげて出かけることに。

だって、自宅から結構近いのです。便利。

 

酒井先生とクリニックの診察室で。

 

手の故障の専門医だけあって、設備も整っています。

レントゲン写真は10倍の大きさまで拡大できるそうです。

 

症状を訴え、状態をチェックしていただきました。

ま、年相応、というか、長年の因果というか、

 

1)骨と骨の間の軟骨の水分が失われ、少し薄くなりかけているかも。

2)関節を支える靱帯も、多少ゆるんでいる。

 

ということがわかりました。

 

靱帯が少しゆるいとは言え、関節の動きは安定しているので、特に心配はない

 

という診断でした。頭はちょっとゆるいかも、ですが…。

しか〜し、

 

痛い…

 

のであります。

ピアノを弾いていると気になります。

 

そこで推奨されたのがこのテープ。

酒井先生いわく

 

手指の関節をサポートするキネシオロジーテープで良い製品はないか、と世界中を探し回り、北欧へも行きました。そうして見つけたのがこのテープ。日本製です。灯台もと暗し、でしたね!

 

使いやすいサイズに自分でカットします。

 

ドラッグストアで売っているテーピング用テープよりもソフトで、伸縮性も抜群です。粘着力がびっくりするほど強く、関節に巻いて動かしていても、ゆるゆるになることはありません。それよりも、事後に剥がす時に苦労するぐらいです。

 

こんなふうに、少しのばしながら巻きつけるだけです。

 

こうしたテープは一方向にしか伸びません。

方向を間違えないように、自分の用途に合ったサイズにカットします。

それを患部に巻くだけ。少し伸ばしながら巻きつけると、支えが強めになります。

どの程度の幅のテープをどう使うと効果的かは、試行錯誤しながら自分で探します。

 

気に入りました。愛用しています。

巻くだけ、というのも簡単。超ラクチン。

 

同じような症状でお困りの方、試してみてはいかがですか?

もし診察をお望みなら、病院情報はこちらです。

 

http://www.sakai-seikei.com

 

 

 

パラフィンで暖めるのも気持ちいいです。

 

 

 

 

 

 

シャワートイレ秘話

  • 2016.06.26 Sunday
  • 14:12

 

 

 

マレーシアはクアラルンプールに行ってきました。

観光ではなく、仕事です。

 

01flughafen.jpg

クアラルンプール国際空港に着くと、すぐに深い緑を感じます!

 

クアラルンプールにはUCSI大学という私立大学があるのですが、

大学内の音楽部門がグレードアップされ、

大きな企画を開催できる実力を手にしたのです。

 

02university.jpg 03promnade.jpg

大学の正面玄関とキャンパスのプロムナード

 

International Piano Festival & Competition 2016

 

このイベントに招聘されました。

コンサート出演、そしてコンペの本選審査が私に与えられた役割です。

 

04booklet.jpg

 

音楽家のブログとしては、そのあたりをこまごまと報告すべきなのでしょう。

でも、それって基本的には

 

充実した滞在でした。みんな頑張って、レベルも高かったです。

  ↓

そうでしたか。よかったですね。素晴らしい。

 

で終わっちゃう話題ですよね。

だから、やめます。

 

05concerthall.jpg 06jury.jpg

コンペの会場と審査員団

 

07faziolipedal.jpg

4本ペダルのイタリア製グランドピアノ、ファツィオーリも使われました。

 

フェスティバル&コンペティションはとてもきめ細かく周到に準備され、

スタッフたちもお互い助け合いつつ生き生きと動き回り、

見ていても、サポートされても、とても気持ちの良い雰囲気でした。

食事もすべて接待。財布はちっとも軽くなりません〜。

 

08breakfast.jpg

日曜日は審査員とスタッフで飲茶の朝食。オープンエアの庶民食堂です。

 

だいたい「これから成長できる国」は明るいです。日本とは大違い。

不自由なところは、まだたくさんあるに違いない。でも、

 

未来に向かって成長できる!

 

という夢があるのは、とても素敵です。だから、

 

がんばろう

 

と思える。いいなあ!
 

* * * * * * *

 

さて、本題に入りましょう。

今回はタイトルにもある通り、トイレのことです。

 

日本ではほぼあまねくシャワートイレが完備されるようになり、

「ないほうが珍しい」ぐらいになりました。

愛用されている方、たくさんいらっしゃるでしょう。

 

マレーシアにシャワートイレはないだろう、と思っていました。

で、昔ながらのこんな液剤を準備。

 

09sanina.jpg

 

が、現地にはもっと強力なものが装備されていたのです!
思うに、以下に紹介する設備はそのためのものに違いない。

 

ね、そうでしょ、そうなんでしょ?

 

とたくさんの人に聞いてみましたが

質問した相手の多くが若い女性だったためか、

皆はっきりとは答えてくれません。

 

でも、ぜったい、そうに違いないっ!

 

というわけで、ネットで検索してみたらいろいろありました〜!

「マレーシアのトイレ事情」というキーワードで、みごとにヒット。

大量の情報が掲載されていました。

イスラムの習慣もあるのでしょうね。いわく…

 


一般的なマレーシア人は用をたした後、右手で専用の水道ホース(ない場合はバケツに入った水を手桶で利用)の水を使って、左手でゴシゴシ洗います。乾燥は、自然乾燥が基本のようです。だからトイレットペーパーがないのが一般的。水で周囲も流しますのでトイレの床が濡れているのです。公衆トイレの扉を開けたとき「ワッ!床がビショビショだ〜」と感じる日本人旅行者が多いようですが、水で洗い清められた証拠です。誤解して気分を害したり、驚かないようにしてください。


 

ホテルの部屋にあったモデルは最新型のようです。

 

10toilet1a.jpg 11toilet1b.jpg

 

 

一番原始的なのはこれ。

バケツに水、というパターンは私のまわりのトイレにはありませんでした。

おそらく大学内だったからでしょう。

 

普通の散水用ホースです。

 

他にもいろいろバリエーションがありました。

 

13toiletc.jpg 14toiletd.jpg

左は後付け型、右は水道管内蔵型です。

 

基本は

 

水道の水がそのまま出る

 

というもの。

水圧、かかってます。うっかり全開にしたら、大変なことになります。

温水は出ないので、常夏の国だからこその解決策ですね。

 

みんな、清潔なんだ〜

 

そう思って気をつけていると、ワッキー(←すでに死語?)な人にはほとんど出会いません。

見た目では「すれ違い要注意!」という人、多いのですがねえ…。

アジア系はもとより、マレー系、インド系など、さまざまですが、

人を外見だけで判断してはいけない、という教訓を心に刻みなおしました。

 

大学のトイレにも、個室シャワーが完備されています。

ただし、出るのは水だけです。

 

15dusche.jpg

 

日本よりずっと清潔かも。

また香水をつけている人にも会いませんでした。

ちょっと不思議です。

 

その大学、私学だけあって、なかなか魅力的です。

ホテルもレストランも、大学とは思えないちゃんとしたものがあります。

でも、接客が本業ではないので、それはそれで不行き届きな点も…。

 

16hotel.jpg

大学内にあるホテル

 

ホテルのルームの第一印象はバッチリ。キッチンカウンターまであります。

 

  

 

しかしながら、洗面台の下水管は毎朝継ぎ目をチェックしないと、

歯磨き中に床が汚水でびしょびしょになることが…。

 

20waschbecken.jpg

 

シャワーとは別にジャグジーバスがあるなんて、リゾートホテル並み!
 

21badewanne.jpg

 

でも、誰も使わないのでしょう、水道管は錆びているようです。

 

22rostig.jpg

 

電話のメッセージランプがつきっぱなしですが、メッセージはないとのこと。

リセットできないらしいです。

 

23phone.jpg

あ、日本製ですね…

 

ひとつだけ窓があるにはあるのですが…

 

24fenster.jpg

 

首を出して空を見上げないと、天気がわかりません。

 

25kleinerHimmel.jpg

 

でも、快適に過ごせました。

次回は2年後ですが、また行けるかな?

 

 

 

 

 

禁煙こもごも

  • 2016.05.26 Thursday
  • 20:56

 
champix.jpg

先日銀座で禁煙仲間のオフ会がありました。
インターネット禁煙マラソンというサイトを利用して
念願の禁煙を達成した仲間たちとの食事会。
会社の会長さんからごくフツーのご婦人まで、
「禁煙」だけでつながっている素敵なメンバーです。

かく申す私、昔はバリバリの愛煙家でした。
法に触れるもの以外はほとんど経験していると思います。
 
一般的な紙巻きタバコ──それもフィルターのあるもの、あるいはピースの両切りやゲルベゾルテのようにフィルターのないもの。紙と葉を別々に買って、自分で巻いていたこともあります。



これでクルクルと自家製の紙巻きタバコを作るのです。

葉巻──太いシガーも細いシガリロも何でもござれ。
パイプ──火加減の管理が難しく、奥が深いです。味覚が鈍くなり勝ちです。
噛みタバコ──タバコの葉を口の中でくちゃくちゃ噛んでからそこら構わずペッと吐き出す、品位に欠けるやつです。昔、アメリカのプロ野球選手が愛用していました。
嗅ぎタバコ──粉末を手の甲にのせ、鼻から一気に吸い込みます。
水パイプ──タバコの煙を一度ゴボゴボと水に通してから吸うやつです。旅先で体験しました。


wasserpfeife.jpg
水パイプ。アラビア風ですね!
 
おまけでパイポもやりました。電子タバコだけは未経験です。
 
始めたのは、いや〜、かなり早かった。16歳の時から外国にいましたのでね…。
その昔、喫煙は男の勲章みたいなものでしたし、
とりわけヨーロッパでは男女ともに喫煙者の比率は高く、
「健康に良くない」みたいな話も、真剣には語られませんでした。
 
でも、今は違います。
副流煙による受動喫煙のこと、そして癌のリスク、また成人病への関与も大きく、

病気になったら、あるいはならないために、まずすべきはことは禁煙

というのが今日の常識です。
 
欧米では

公共施設や飲食店はもとより、戸外での喫煙は一切禁止

という地域も増えているようです。
吸えるのは個人所有の屋内だけ。ベランダでの喫煙も禁止です。
 
日本はおそらくそこまでできないでしょう。
でも2020年の東京オリンピックに向かって、
規制が大幅に強化されるのは確実なのだそうです。
 
私もこれまでの人生で「やめてみよう」と思ったことは何回もあります。
幸か不幸か、禁煙開始後に感じる禁断症状はあまり強くありませんでした。
そのため「あ、この程度ならばいつでもやめられる」と自分を甘やかし、
結局その後もいろいろ理由をつけて、ほどなく再喫煙していたのです。
 
そうして、長い時間がたちました。
結局「簡単にやめられるはずなのに、やめられていない自分」に気がついたのです。
 
そこで「最後の砦」として頼ったのが、上記の「禁煙マラソン」です。
2003年5月30日に禁煙をスタートして以来、1本も吸っていません。
 
インターネット上で禁煙希望者の募集が行われ、まずは登録します。
するとメールが定期的に送られて来て、
 
タバコのどこが健康に良くないのか。
なぜタバコがやめられないのかの医学的・心理的メカニズム。
将来的にどんなリスクがあるのか。
禁煙を開始すると、身体にどのような変化(禁断症状)がおきるのか。
禁煙の辛さを軽減してくれるグッズ(禁煙補助剤)にはどんなものがあるか。
 
などを集中的に学習します。
そして、決められた日に登録者全員で禁煙スタート。
メーリングリストが準備されており、そこに一日一回自分の状況を報告します。
他の人たちのメッセージも見られます。
そうしたメールには「アドバイザー」からレスがつくのです。
アドバイザーはみなこのマラソンで禁煙を成功させた経験者たち。
自分も経験した道だから、どんな時に苦しいか、どうしたら危機を乗り越えられるか、
ということがリアルにわかるのです。
もちろん必要に応じて専門の医療チームのサポートも得られます。
 
「気軽に転倒しないでください」
「禁煙の記録はガラス細工のように壊れやすい宝物。大切に育ててください」
「苦しいのはあなただけではありません」
「吸いたくなっても、今は吸わない、と唱えて先送りしましょう」
「1本だけオバケの誘惑に負けないで」
 
などなど、いろいろな言葉に接します。
1本だけオバケとは

ここまで我慢したんだから1本だけ、どう?

と絶妙なタイミングで囁く巧妙なオバケです。姿は見えません。
 
たくさんのアドバイザーが待機しており、
夜型の人、朝型の人、また時差のある国にいる人もいたりして、
ランナーからのメールへの対応はほぼ24時間態勢。
 
この禁煙マラソンがスタートした時にはまだこれといった禁煙補助剤は開発されておらず、
根性で耐えるしかない「我慢大会」のような様相だったそうです。
私が参加したときには皮膚に貼る「ニコチンパッチ」と
口に入れて噛む「ニコチンガム」が使えたので、かなり楽に禁煙できました。
でも保険の適用はまだなく、それなりのコストはかかりましたがね。


pflaster.jpg kaugummi.jpg
左がパッチ、右がガム。それぞれ使い方にちょっとしたコツがあります。

でもタバコ代とどっこいどっこいだったと思います。
それぞれに使い方のコツがあるのですが、使ってみると、


タ、タ、タバコ〜

という渇望感が嘘のように軽減されます。
 
ところで、禁煙外来での治療には医療保険が適用されるようになりました。喫煙は


ニコチン依存症

という立派な病気なのです。だから治療が必要で、保険がきくようになったのです。
 
最新の禁煙補助剤はチャンピックスという内服薬。
トップに写真を掲載しておきました。

私は使ったことはありませんが、まだタバコをやめる前から飲み始めます。
タバコを吸いつつ禁煙をスタートできるのです。
数日するとタバコがまずくなってきて、比較的簡単にやめられるのだとか。
また、やめた際の禁断症状もぐっと緩和されるのだそうです。
 
こうして

自分はタバコなしでも普通に生活できるのだ

ということを実感し、それを日常のライフスタイルにしていくのです。
今までの記憶や習慣を新しいパターンで塗り替えていくわけですね。

朝のコーヒーとセットになっていたタバコ

が突然なくなるのは、はじめは手持ちぶさたのような気持ちになりますが、
そのうち慣れます。
 
一番あぶないのは酒席。
失敗する人はだいたいここでコケます。
 
ところで禁煙するための絶対条件をひとつ。
 
禁煙するのは自分です。
自分の意志として「やめたい」と念じていない人に禁煙は無理です。

禁煙マラソンに参加すればやめさせてもらえる

と思っている人も皆無ではありません。
会社の命令で無理矢理参加させられている、みたいなケースに多いですね。
みな、落ちこぼれてしまいます…。
 
禁煙に当たって何よりも一番大きなのは「仲間の存在」です。

自分だけじゃないんだ

という思いが、折れそうになる心を支えてくれます。
 
私は嬉しいことに、今ではまったくタバコを欲っしなくなりました。
また禁煙マラソンにおけるアドバイザーのボランティアも続けていますので、
人に「やめましょう」と言いながら自分で吸うわけにもいきません。
 
どうです?
まだ吸っている方、禁煙しませんか?
お手伝いしますよ。
禁煙して失うものは何もありません。
 
禁煙を達成して初めて気がつくこと。
それは喫煙者のにおいです。
吸っている本人はほとんど気がつきません。私もそうでした(反省)。
いくらお洒落しても、歯を磨いても、コロンをふっても、やっぱりわかってしまいます。
 
スマートなライフスタイルを手に入れたくありませんか?
すごく楽に暮らせるようになりますよ。

ただし、タバコをやめても、おそらくお金は貯まりません。
不思議ですが、本当です。
「禁煙の目に見える化」をめざし、強い意志で500円玉貯金をすれば別ですが…。
 
 
 
 
 

 

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